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没落お嬢さま
第46章 第四十五夜
ところが、突如、状況は一変したのだった。
「何だ、この女!み、見ろよ!」
うろたえて、男の一人が、震えた声で叫んだ。
彼は、うつ伏せにしたいずみのパンティを下ろして、そのお尻を露出させたばかりだった。
ところが、そこで、彼らは、はじめて、とんでもない事に気付いてしまったのだ。
いずみのお尻には、何やら、アザみたいなものが付いていたのである。
いや、アザなどではない。
それは、はっきりとした文字だった。しっかりと読める日本語なのである。
そこには、毒々しい色合いで「りょうせい命」と書かれていたのだ。
この事に、男たちは、いっぺんに動揺してしまったのである。
「お、お前、何者だよ?この辺に住んでいる娘と違ったのかよ?」
「ま、まさか、どっかのヤクザの妾とかじゃないよな?
尻なんかに刺青を彫ったりしてさ」
「りょうせいって、一体、どこのどいつだよ?」
男たちは狼狽して、すっかり、いずみのそばからは離れてしまった。
彼らの困惑を素早く理解したいずみは、ヨロヨロと立ち上がったのである。
「そうよ。
あなたたち、あれほど私がやめるように言ったのに、とんでもない事をしてくれたわね」
いずみが、落ち着いているが、凄みのある声で言い放った。
それを聞いただけで、男たちは震え上がり、顔面蒼白になり、戦意喪失してしまったのである。
「何だ、この女!み、見ろよ!」
うろたえて、男の一人が、震えた声で叫んだ。
彼は、うつ伏せにしたいずみのパンティを下ろして、そのお尻を露出させたばかりだった。
ところが、そこで、彼らは、はじめて、とんでもない事に気付いてしまったのだ。
いずみのお尻には、何やら、アザみたいなものが付いていたのである。
いや、アザなどではない。
それは、はっきりとした文字だった。しっかりと読める日本語なのである。
そこには、毒々しい色合いで「りょうせい命」と書かれていたのだ。
この事に、男たちは、いっぺんに動揺してしまったのである。
「お、お前、何者だよ?この辺に住んでいる娘と違ったのかよ?」
「ま、まさか、どっかのヤクザの妾とかじゃないよな?
尻なんかに刺青を彫ったりしてさ」
「りょうせいって、一体、どこのどいつだよ?」
男たちは狼狽して、すっかり、いずみのそばからは離れてしまった。
彼らの困惑を素早く理解したいずみは、ヨロヨロと立ち上がったのである。
「そうよ。
あなたたち、あれほど私がやめるように言ったのに、とんでもない事をしてくれたわね」
いずみが、落ち着いているが、凄みのある声で言い放った。
それを聞いただけで、男たちは震え上がり、顔面蒼白になり、戦意喪失してしまったのである。