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没落お嬢さま
第5章 第四夜
「ご主人さまが拝見なされたら、きっと、気分を害するかと思われます」
「構わないよ。見せろよ。
これは僕の命令だ」
亮生は、訳も分からないくせに、強気の態度で言い放ったのである。
いずみは、悲しげな表情になったのだった。
それから、彼女は、仕方なく、スカートを脱ぎ、パンティも下ろし始めたのだ。
ここまでは、昨日と同じである。
だが、彼女のパンティの内側にと目が留まった時、驚いて、亮生は絶句し、固まってしまったのだった。
「私の言った通りだったでしょう。
こんなもの、人にお見せするものではありません」
泣きそうな声で、涙目のいずみが告げた。
「血がついてる。真っ赤じゃないか」
と、亮生が、愕然としながら、言った。
「だから、今朝、始まったばかりなんです」
いずみのパンティには、鮮血で染まったナプキンが挟まっていたのである。
確かに、他人に見せるような代物ではないのだ。
何も理解せずに、これを目にしてしまった亮生には、なおさら、この赤い血が恐ろしいものに感じられたのだった。
「構わないよ。見せろよ。
これは僕の命令だ」
亮生は、訳も分からないくせに、強気の態度で言い放ったのである。
いずみは、悲しげな表情になったのだった。
それから、彼女は、仕方なく、スカートを脱ぎ、パンティも下ろし始めたのだ。
ここまでは、昨日と同じである。
だが、彼女のパンティの内側にと目が留まった時、驚いて、亮生は絶句し、固まってしまったのだった。
「私の言った通りだったでしょう。
こんなもの、人にお見せするものではありません」
泣きそうな声で、涙目のいずみが告げた。
「血がついてる。真っ赤じゃないか」
と、亮生が、愕然としながら、言った。
「だから、今朝、始まったばかりなんです」
いずみのパンティには、鮮血で染まったナプキンが挟まっていたのである。
確かに、他人に見せるような代物ではないのだ。
何も理解せずに、これを目にしてしまった亮生には、なおさら、この赤い血が恐ろしいものに感じられたのだった。