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没落お嬢さま
第6章 第五夜

  第五夜

翌日も、いずみは、亮生への夜食を持って、彼の部屋へとやって来たが、亮生は、いっさい彼女には手を出さなかった。
夜食を机に並べ次第、すぐに彼女の事を帰してしまったのだった。
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