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没落お嬢さま
第9章 第八夜
一方で、いずみも、亮生の前に下半身を向けるのを完了していた。

スカートも下着も剥がされていたものだから、彼女の下半身はむき出しなのである。

いずみの、丸く膨らんだ、きれいなお尻が、亮生の目前にと突き出されていた。
そればかりか、お尻の下には、彼女の陰部もはっきりと見えていたのだった。

女の性器を、はじめて、こんな近くで目の当たりにして、亮生もやや怯んでいたようだ。
こないだ、彼が触らせてもらった彼女の秘部は、実は、こんな形をしていたのである。

このように、女性器もたいへん興味深くはあったのだが、今の亮生としては先に優先すべき事があった。
いずみに、自分が主人である事をしかと分からせる為に、お仕置きをしなくちゃいけないのである。

ついに、亮生はベルトを振り上げた。

それを振り回すと、勢いよく、いずみのお尻を叩いたのである。

鈍い音が部屋の中にと響き、いずみは顔をしかめて、体を引きつらせた。

彼女のお尻のぶたれた部位には、たちまち、赤く太い線が浮かび上がってきたのだった。
あまりに強く叩いたので、ミミズ腫れになってしまったのである。

その光景は、亮生をゾクッとした気分にさせた。
彼は、ますます興奮してきたのだ。
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