パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第19章 第十八夜

嫌がっていた割には、実際に性行為が始まると、いずみは、なかなかの激しい反応を示すのだった。

前回もそうであった。
お高くとまったお嬢さまであろうと、いざ肉体の快楽に飲まれると、その態度は娼婦と変わらないのだ。

美しいいずみが、自分に陵辱されて、このように喘いでいるのを見ると、亮生もひどく興奮させられたのだった。

だが、彼は、こんなに欲情していたにも関わらず、いっこうに絶頂を迎える事ができなかったのである。
彼の持ち物は、確かに勃起はしていた。
それなのに、いくら性交を続けても、なかなか射精しそうな兆しが見えなかったのだった。

亮生が焦って、いずみの事を必死に貫くほど、いずみの方は高揚していく。
二人は一つになっているはずなのに、どんどん、その心には差が開いていくのだ。

ついには、いずみの方が一人で先にイってしまったのだった。

その事は、亮生にも、はっきりと分かったのである。
いずみの発情していた体が、イった途端に一気に変化したからだ。

彼女の呼吸もおとなしくなり、亮生の大事な部分を締め付けていたアソコも、明らかに緩くなった。
その事は、ますます、亮生を動揺させる事になったのである。