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第7章 彼の元へ~彼と一緒に
アナウンスが流れる
次だ、降りるとこ
「降りる支度しないとだね」
長女と荷物の整理する
携帯の充電しながら乗車してたから、コンセント忘れないようにしまう
ペットボトルも空になってる
どんだけ緊張してるのやら(笑)

お降りの方はお忘れ物のないようお願い致します

着いた
とうとう太郎さんのとこに
ホームにいるって言ってたけど、そこそこのスピードでホームにいる人の顔まで確認できなかった
おまけにホームと反対側の座席…
そういうとこまで確認して座席予約すればよかった
今更後悔
降りる人結構たくさん
とろとろ歩きながらドアまで歩く
近づいる…間違いなく
ホームに降りたら、きっといる

ドキドキドキドキ

着いた
太郎さんが住んでるとこ
キョロキョロすることも無く、目の前に太郎さんがいた
「こんにちは、初めましては変だよね」
こ、こ、こんにちはっ
「荷物持つよ、娘さんのも持つよ」

いや、私のいいので母の分だけお願いします
思うように言葉が出ない私よりしっかりした娘
うーーーーーっ
しっかりしろ、私
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