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第25章 麻希 4年生 教育実習生

そして2日後、A組の保健授業に向かう麻希。
(嫌だなぁ・・性教育って、私、教えたら、いぃのぉ〜？)

ドアを開け、黒板を見て絶句する麻希。
そこには、麻希に関する写真や記事の切抜きが、貼られていた・・
それも、お宝物の淫らな写真やゴシップ記事ばかり・・

水着の股間のアップ・・透けた恥毛に、局部の卑猥な縦皺。
隆起のアップ・・微かに覗く紅色の乳輪、生地越しの勃起乳首。
腋のアップ・・窪みから滴る腋汗、青々とした剃り跡と黒い毛穴。

麻希も何度か目にして淫らな写真・・
ふと一枚の写真を眼に止め、愕然とした麻希。
正常位で愛されている麻希、正に絶頂を迎える瞬間か？ 愛らしい顔は、余りの快楽に苦悶に歪み、豊かな太腿は、快感を逃さぬ様に男の腰を挟み付けている。
仰け反った頭、シーツを鷲掴む手、全てが生々しい。
そして極め付けが、麻希の性器から滴る白濁の本気汁・・

忘れかけていた、悪夢の？ いや幸福のトラウマ・・
(た、崇、順・・)
生徒にバレ無い様に、そっとその写真を外し隠す麻希。

大きく深呼吸をした麻希。
(こんな、悪戯で参るもんかっ・・)
外見とは裏腹に気丈な麻希が、生徒を見回す。
「では、授業を始めます」

その時、奥に座るユキと目が合った。
ユキが妖しい笑みを浮かべた。