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お嬢様は幽霊執事にお困りのようです
第1章 1
 幼いころ事故で亡くなってしまった私の親友。その子が取り付いてから......というか、物心ついた時から霊というものは自然と見えていた。

 だから......。

 ――外は自然と、嫌いになった。見たくもないものが見えるから。

「............学校、行きたくない。外出たくない......」

 べそかいたみたいな声を出して布団に再度包まると「えー!?」と、怒った様な声を美鈴ちゃんが出す。

「ダメダメだーーめ!! 学校行かなきゃパパさんから怒られるよー!」

「お父さんは海外じゃん......別に私あんな学校行きたくないし......」

「女子校だから嫌なんでしょ!!」

「その通りだけど......」

 そう。私が新しく通う学校は女子校。ただでさえ外になんて出たくないのに、それを加速させるような場所だ。

 女の園。お嬢様ばっか。毒がないと見せかけて真っ黒でドス黒い女どもの巣窟――出逢いもない。絶対に行きたくない!!
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