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君の好きな人
第1章 君との出会い
今でも時々思い出す。
君と私の出会いを・・・。
あれは小学校2年生の時。
ちょうど、少女漫画に憧れていたころだった。
今考えるとすごく馬鹿な事していたと思う。
漫画の中だと、主人公の女の子が危ない時には必ず男の子が助けてくれる。
現実でもそうなると信じていた私は、
小学校の屋上のフェンスをよじ登ろうとしていた。
あとちょっと・・・。
そう思った時、後ろから突然叫び声がする。
「ちょ、何してんだ!お前!」
見つかった、そう思って慌てた私は思わず手を滑らした。
「きゃっ・・・。」
「バカっ!!」
落ちている時間はすごく長く感じられた。
助けてっ・・・。そう思ったと同時に力強い腕に引き寄せられて、なぜか安心した私は、
意識を投げ出した。
君と私の出会いを・・・。
あれは小学校2年生の時。
ちょうど、少女漫画に憧れていたころだった。
今考えるとすごく馬鹿な事していたと思う。
漫画の中だと、主人公の女の子が危ない時には必ず男の子が助けてくれる。
現実でもそうなると信じていた私は、
小学校の屋上のフェンスをよじ登ろうとしていた。
あとちょっと・・・。
そう思った時、後ろから突然叫び声がする。
「ちょ、何してんだ!お前!」
見つかった、そう思って慌てた私は思わず手を滑らした。
「きゃっ・・・。」
「バカっ!!」
落ちている時間はすごく長く感じられた。
助けてっ・・・。そう思ったと同時に力強い腕に引き寄せられて、なぜか安心した私は、
意識を投げ出した。