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君の好きな人
第2章 自分の気持ち
聞かなかったことにして、立ち去ろうとしたその時、
上履きがキュ、っと音を鳴らした。
ガタっっと音がして教室から走ってくる音がする。
「誰だっ!?・・・く・・・れは・・・?」
やべ・・・、ばれたか。
「な、おま、え、え!?どしてここに!?」
「・・・なんでもねぇよ!」
俺は思わず走り出す。
ガシ、と腕をつかまれる。
「・・・っ、離せ、馬鹿!」
「・・・なんで、泣いてる・・・?」
俺ははっとする。
俺・・・、泣いてる・・・?
なんで・・・?
分かんねぇ・・・。
「なぁ!んで泣いてんだよ!?」
「泣いてねぇ!!」
「泣いてんだろ!」
ぐっと腕をひかれ、振り向かせられる。
俺の顔を見て、要が驚いた顔をする。
「な、いてねぇ・・・よ、馬鹿、馬鹿、見んな、馬鹿っ!ひっく、っく。」
「やっぱ、泣いてんじゃねぇかよ・・・。」
突然抱きしめられる。
そしてそのまま抱きかかえられる。
「ひゃっ!?」
上履きがキュ、っと音を鳴らした。
ガタっっと音がして教室から走ってくる音がする。
「誰だっ!?・・・く・・・れは・・・?」
やべ・・・、ばれたか。
「な、おま、え、え!?どしてここに!?」
「・・・なんでもねぇよ!」
俺は思わず走り出す。
ガシ、と腕をつかまれる。
「・・・っ、離せ、馬鹿!」
「・・・なんで、泣いてる・・・?」
俺ははっとする。
俺・・・、泣いてる・・・?
なんで・・・?
分かんねぇ・・・。
「なぁ!んで泣いてんだよ!?」
「泣いてねぇ!!」
「泣いてんだろ!」
ぐっと腕をひかれ、振り向かせられる。
俺の顔を見て、要が驚いた顔をする。
「な、いてねぇ・・・よ、馬鹿、馬鹿、見んな、馬鹿っ!ひっく、っく。」
「やっぱ、泣いてんじゃねぇかよ・・・。」
突然抱きしめられる。
そしてそのまま抱きかかえられる。
「ひゃっ!?」