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海猫たちの小夜曲
第7章 被虐の目覚め ~潮風と白い素足の少女②~
「やれやれ、まだ、君は満足しないのかい?」
「だって、こんなに舐められたら、また勃って……」
 男がわたしにペニスを舐られながら、声をあげた。

「彼は君がきれいにしすぎて、収まりがつかないみたいだよ。彼の好きなおっぱいで、もう一度、射精させてあげたらいいんじゃないか?」
 
 ああ、先生は、どこまでこの男にわたしを汚させる気なんだろう。
 けれど、それこそ、「寝取られ」の先生がわたしに望んでいることだ。
 わたしが、自分の被虐心のまま、この男に乳房を犯され、汚されることを、先生は欲しているのだ。
 そうなって初めて、先生は、わたしのことを心から求めてくれるのだろう。
 
 なら、もう、わたしは躊躇わない。
 先生の命ずるまま、自らの被虐心のまま、淫らに堕ちていく。

「……次は……わたしのおっぱいで……わたしの上に……きて……。」
 わたしは、アイマスクで視界を奪われたまま、顔も分からない男を自分の上に誘う。

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