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海猫たちの小夜曲
第2章 絶望の始まり ~海色のグラスと小麦色の少女①~
「よう、ちょっと息抜きさせてくれよ。すぐに済ませるからさあ。」
相変わらずの嫌な薄ら笑いを浮かべて、秀隆があたしのベッドに腰をかける。
「……ふざけんな。また無理やりにやる気なら、今度は声、出すよ。」
あたしは恐怖を押し殺して、努めて冷静に言い返した。
今日は階下に叔父もいるので、さすがにこう言えばあきらめるだろうと思ったのだ。
「……へえ、水泳部にあの写真、プリントしてばら撒かれてもいいんだ? それとも塾の友達にメールで送ってみようかな。」
秀隆があたしにスマホの例の写真を見せつけてきて、勝ち誇ったような笑いを浮かべた。
「くっ……」
秀隆の物言いに、あたしは唇をかみしめて俯かざるを得なかった。
「まあ、そんなに嫌がんなよ。今日は、口でしてくれたら勘弁してやるからさあ。」
秀隆は悪びれもせずそう言うと、ジーンズを下げ、すでに大きくなったペニスをあたしの前に突き出してきた。
……やっぱり、あたしなんかが何を言ったところで、去勢にしかならないのだ。
あたしはまた、自分の心が暗く、重く沈んでいくのを感じながら、秀隆のペニスの前に、膝をついた。
相変わらずの嫌な薄ら笑いを浮かべて、秀隆があたしのベッドに腰をかける。
「……ふざけんな。また無理やりにやる気なら、今度は声、出すよ。」
あたしは恐怖を押し殺して、努めて冷静に言い返した。
今日は階下に叔父もいるので、さすがにこう言えばあきらめるだろうと思ったのだ。
「……へえ、水泳部にあの写真、プリントしてばら撒かれてもいいんだ? それとも塾の友達にメールで送ってみようかな。」
秀隆があたしにスマホの例の写真を見せつけてきて、勝ち誇ったような笑いを浮かべた。
「くっ……」
秀隆の物言いに、あたしは唇をかみしめて俯かざるを得なかった。
「まあ、そんなに嫌がんなよ。今日は、口でしてくれたら勘弁してやるからさあ。」
秀隆は悪びれもせずそう言うと、ジーンズを下げ、すでに大きくなったペニスをあたしの前に突き出してきた。
……やっぱり、あたしなんかが何を言ったところで、去勢にしかならないのだ。
あたしはまた、自分の心が暗く、重く沈んでいくのを感じながら、秀隆のペニスの前に、膝をついた。