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碧の島 2
第11章 女の勘
香菜side
・・・・・・/////////
甘い・・・甘いキス。
賢吾の首にしがみついて・・・唇が離れると・・・・・。
賢吾・・・。
私・・・。
凄く気になるの・・・。
ぎゅっと賢吾にしがみつき・・・・。
「星野さんの事件・・・やっぱり私のこととも何か繋がってる気がする・・・・」
そんな気がするの・・・。
賢吾は私をぎゅっと抱きしめ・・・・。
「香菜・・・・」
・・・・・・・・。
耳元から聞こえてくる低い声。
「ん・・・・」
返事をして賢吾の顔を見ると・・・・。
賢吾は私の目をしっかり見つめ・・・・。
「香菜・・・東京駅の店の・・・進藤菜々美って覚えてる??」
・・・・・・・・。
進藤・・・・。
一瞬頭の中でいろんな店長たちの顔が蘇った。
・・・・・・・・。
「あ・・・・」
思い出したのは・・・・。
確か・・・。
「新入社員で入ったとき・・・私担当営業だったような気がするッ・・・」
確か・・・可愛い子だけどそんなに周りの子と群れなくて、人見知りするとは言っていたけど・・・・。
・・・・・・・・・ッ?????
「確か・・・ッ・・・星野さんと同期で親友って・・・私聞いたような・・・・」