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狂った果肉
第24章 絶望と淫極に咲華二輪
 一臣が真っ暗なリビングのソファーで苦悩に顔を歪めウィスキーを煽る強い酒に酔い一瞬でも逃避しようと…
 二階から声が美伽も眠れ無いのか、あの娘にも大きな負担を強いたのださぞ不安だろう…
 外は雷鳴と共に激しい雨が窓を叩き付けていた…。

 一臣は、フラリと立ち上がり一樹と美伽の様子を見ようと階段を上った…美伽の声が徐々に大きく聞こえて来る…?
 明らかに一臣が心配し、予想したものと違った喘ぎ、悶え、良がる声が扉を開け驚愕した😱

 まさか…思わず叫んでしまったが!?
一樹が美伽を牝豚と呼び尻を叩き…弟が姉を💧
 一樹を責める資格は無い父親としても、人しても、此までは、正しい事をして来たつもりがこんなに乱れ家族は、滅茶苦茶に、全て捨て家族を取り戻すと決め、母さんを取り戻しに行く帰ったら、皆でやり直そうと告げ走り出て行く父の後ろ姿…

 一樹 父さん、違うんだ!
 思わず叫び返すも何が違うんだと言葉が詰まる…そう言い訳など無意味だ観た間々なのだから固まる一樹…。
 外で、車のぶつかる大きな音が響きクラクションが鳴り止まないとても悲しく聴こえた…!?

 衣服を着て、様子を見に行く姉弟…壁が真っ赤に染まり父の身体が…トラックと壁に圧し潰されていた…息が止まり立ち尽くす姉弟…涙💧が父の死を告げる…。

 明け方に霞旅館の電話が鳴り響き…梶山の部屋の電話が鳴る…梶山が手に取り、まさかと言葉が詰まり…
 分かったと返答し他の者達を起こし香樹実の寝室に、香樹実を起こし奥さん…病院に送ろうと告げる。

  病院で待つ一樹は(僕のせいだ…全て僕が家族皆を不幸にした…姉ちゃんに嫉妬したあの日から、母さんに父さん迄が…)
 違うわ一樹、事故なのとても不幸な事故に遇ったのよ、一樹のせいじゃ無いから…。
(姉ちゃん…俺を殺して下さい…)馬鹿、貴方がしっかりしないと…お姉ちゃん、もう耐えられ無いもう…無理なのよ…。

 うぅぅ(姉ちゃん…)強く抱きしめ合うも、力が抜けその場に泣き崩れる姉弟…。
 駆け寄る足音が聞こえて来る…髪を振り乱し裸足で息を荒げ…美伽、一樹!パパは、パパは何処…なの?
 病室の扉に、無言で目を向ける美伽…飛び込む香樹実…泣き叫ぶ母の声が病院の廊下を響かせ救急外来出入り口迄、聞こえた…
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