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はなむぐり
第9章 はなむぐり
上下する胸を両手で押さえている蜜樹の両目は、しっかりと私を映していた。左手のひらに溜まった蜜を舐め回してから、蜜樹を仰向けに寝かせて、秘部を舐めようと屈むと、左手首を掴まれた。
「待ってぇ…私も…私にもさせて。一緒に…舐めたい」
涙目で訴えた蜜樹はよろめきながら起き上がり、私の首に両腕を回して抱きついた。
「舐めたいのぉ…おちんちんっ…智さんの元気にしたい」
耳を真っ赤にさせて、私のペニスを愛したいと。お風呂場での約束を守ろうと、絶頂に達したばかりの身体で。私は蜜樹を抱きしめ、そのままゆっくりと倒れた。しっかりと抱き合った身体は離れず、布越しに感じる熱。
「ありがとう。蜜樹はこのままでいてほしい。今日は私が上になる。腰は大丈夫だから」
ゆっくりはっきりと真っ赤な耳に送り込むと、小さく返事をしてくれた。いつも私の腰を心配して、体位は私の負担を軽減させるものばかりだった。今日は私が、上になる。
離れる前に額と唇に口づけを落として、蜜樹の足元でズボンとトランクスを脱いだ。ゆらゆらと揺れるペニスからは透明な液が少量。蜜樹の秘部が口に届くようにまたがり、まだ軟らかいペニスを蜜樹の口に届くように腰を上下に動かすと、生温かい舌が裏筋を舐めた。
「智さん…愛してる。遠慮しないでねっ…ジュルッ…チュウッ…」
袋をやわやわと揉まれながら、口いっぱいにペニスを咥えて上顎のざらつきが裏筋を刺激する。腰が違和感なく動いていて、眼鏡を外して目の前の秘部に顔を埋めた。いつものように舌を奥まで入れられないが、花びらを舐め回して、穴に唇を押し当てて虫のように蜜を吸う。
お互いの秘部を貪る音はとても厭らしく、目を瞑るとさらに淫らになっていく。蜜樹の口の中で自信を取り戻しているペニスは熱く、下腹部に熱が集中してくる。
「蜜…蜜樹…出そうだぁっ…おぉ」
私のうめき声で、蜜樹は私の腰に両手を回して引き寄せ、吸う力を強めた。
「うぅっ…おぉ…おぉ…んんっ…」
甘い蜜が溢れ出る花に顔を埋めたまま、蜜樹の小さな口の中へ精を放った。