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はなむぐり
第6章 花の慰め
蜜樹…そんなにいいのかい?
「すごくいいのぉ!すごくいいのぉ!」
私の問いが聞こえるかのような歓喜の声。
蜜樹の自慰は止まらない。
両乳首がちぎれるほど箸で小刻みに転がし、突き刺す。
「ああぁ!やめてぇ…やめてぇ…」
ひくつく花びらはぱくぱくとよく喋り、テーブルの脚がガタガタ音を立てて壊れそうだ。
黒髪は首筋に纏わり付き、乳房は刺激に感じすぎてさらにたわわに実って揺れる。
扇風機が回っているにも関わらず滝のように汗が流れ、煩わしいトランクスを下ろして下腹部にくっつく寸前のモノを両手で掴んでしまった。血管が浮き出て早く挿れさせろという。
「おじさん…そこは…いけないの…」
蜜樹も汗が尋常ではなく色白の肌は油のように光り、夕日に染まって別人のよう。
前かがみになり、唾をゴクリと飲んでから花びらに箸を近づける。
乱れた茂みを箸先で広げると片方の花びらをつつき、ぴくっと震わせる。
そして、もう片方の花びら側から…穴に箸を入れた。
「はあぁ!」
奥にまで入れてはいないが、クチュクチュと掻き混ぜられるほど蜜樹は頭を振り乱して悦ぶ。
私は息を殺してモノをしごき、だらだら先走る汁を纏わせて中腰になった。
その間に蜜樹は二本の箸を揃えて中を掻き混ぜていて、絶叫しながら顎を上げた。
「ああぁ…おじさん…おじさぁん!好きぃぃっ!」
箸を抜いた瞬間に大量の蜜が溢れ、箸からは糸が引き、蜜樹が目を瞑ったと同時に切れた。腰はぴくん…ぴくんと痙攣を繰り返していた。
「あん…ぅん…はぅ…」
余韻に浸る顔は姪ではなく愛しい女。
蜜樹はトランクスと箸を胸に抱いてテーブルから下りて床に置くと、テーブルの下に手を伸ばした。
手にしていたのは置いたままだった空のグラス。
割れるから事前に下ろしていたのかと気づき、微笑ましくなる。二つのグラスの縁を軽く当てて笑っている。
「大好きだよ。愛してる」
そう吐息混じりに言って交互にグラスに口づけると目を瞑った。
大好きだ。
私も愛してる。
「くぅっ…おぉ…」
腰が激しく痙攣し、間に合わなくて太ももで止めていたトランクスで白濁液を受け止めた。
どっちつかずのふがいない自分を殴りたくなった。
いいのだろうか。
すべてを手にしていいのだろうか。
すぐそばにいる蜜樹に手を伸ばせなかった。