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はなむぐり
第8章 花に包まれる


濡らした脇の下に口づけ、顔を真っ赤にさせて目を細める蜜樹の頰を親指で撫でた。すると、猫のように親指に頰をこすりつけてきて、声を出さずに私を呼ぶ。

「蜜樹。綺麗で魅力的な身体だ。声も仕草も気持ちもすべて可愛い。どうにかなってしまいそうなほどだ」

自分でも恥ずかしいくらいの言葉を並べても、嫌がらずに頷く蜜樹にまた溺れる。

「どうにかして…蜜樹ね、おじさんと愛し合いたい。だから、して。たくさんして」

吐息混じりに言った蜜樹の真っ直ぐな気持ち。愛しい唇に口づけを落とし、堪えてくれた両手首を離すとすぐに私の首に回され、嬉しそうに頬笑む。そのまま引き寄せられて軟らかい身体に覆い被さると横に倒されてしまい、起き上がる前にお腹にまたがってきた。

「おじさんに勝ったぁ。いつも弱いんだから」

蜜樹は両手を上げて喜び、勢いよくセーラー服とブラジャーを脱ぎ捨てた。

幼い頃、私のお腹にまたがっては今と同じように喜んでくれた。私が横になっていると必ずくっついてきて。

「大きくなった?重い?」

乳房を両手で真ん中に寄せて問いかける蜜樹が眩しく、お尻に両手を回して深く頷いた。

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