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申し訳ないですが、Mです。
第7章 思惑
力の抜けた僕の二の腕をつかんで、若菜さんは店の2階へあがる階段をのぼった。

僕が汚した店の床を先程の女性店員さんが片付けていた。

2階は4人から6人掛けのボックスソファー席がいくつもならんでいて、まばらに客があるけれど、空席の方が多かった。

若菜さんは僕を連れて、奥の方の席に座った。

「興奮しちゃったね」

若菜さんは僕の隣に座って無邪気に話し出す。

「さっきので精子でちゃった?」

「…いえ」

「え?そうなの?じゃあ、さっきのビクンビクンしてたのなに?」

「なにって…よくわからないけど…気持ちよすぎて…」

「ふ~ん…射精はしてないんでしょ?あ~あれ…脳イキってやつ?」

「え?ノウイキ?」

「そうそう…エロ過ぎて脳だけでいっちゃうやつ」

「ふ~ん…そうなのかなぁ」

「射精してないのにアへ顔で痙攣してたわよ?」

若菜さんがニヤニヤしながら僕の顔を見る。

そもそも僕は若菜さんに聞きたいことがあったのに、完全に若菜さんのペースだ。

若菜さんの手が僕の股間にのびる。

ズボンの上から股間をさすられる。

僕のチンポはまださっきの興奮から冷めやらず、さすられるだけで大きくなった。

「やだ、もう大きくなっちゃった…でも…」

若菜さんがさすった手を顔に近づけて臭いをかいだ。

少ししかめ面をする。

「あ、ザーメンくさっ!なんかネトネトしてると思ったら…射精してないっていってたのに!」

バシッ!

「…うっ!」

肩をたたかれる。

黒木さんに呼ばれたとき射精したのが、さっき女性店員にふきんでふかれて、染み出てきただけなのだ。

僕は嘘はついてない。

でも…

「ごめんなさい」

謝ってしまうのは哀しい性。

「もう…どういうことなのよ?」

「…実はさっきの面談で…」

僕はようやく若菜さんに事情を説明することができたのだった。




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