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喪服奴隷・七菜
第8章 肉欲接待
その時、音を立てて襖が勢いよく開けられた。
省吾がズカズカと上がりこんでくる。
「中嶋さん!! いくらなんでも中出しは勘弁してもらえませんか。
こいつはおれの種を宿してもらわなきゃならないんですよ。
あんたまで中に出したら、誰の子かわからねぇでしょう!」
省吾は今までのうっ憤を晴らすように、中嶋に突き掛ってくる。
あまりの剣幕にタジタジとなりながらも
「あっ いやその、わたしゃほら、外で遊んじゃうでしょ。
だから3年前にパイプカットしたんですよ。ですから妊娠の心配は大丈夫」
省吾と七菜がそれぞれの思惑で、ひとまず胸を撫で下ろす。

省吾は先ほどまでの無礼を詫びるように
「いやぁ、ついカッとなってしまって申し訳ありませんでした。
ウチの大事な店長が、妊活に入られちゃったらマジ困りますからね」
と言いながら、散らばっていた七菜のブラウスとスカートを集めて
七菜に投げつける。
「ほら、さっさと着て、トイレでビデを使ってこい」と促す。
七菜は急いで拾い集めて、手早く着ると部屋を出ていった。
中嶋も慌てて自分の物を身に着ける。
ベルトを締めて、ようやく落ち着いたところで
工藤が手に持っているカメラに気がついた。

「工藤さん、あんたそれ・・・まさか」
工藤は手にしていたカメラを掲げ持つと
「あっ、これですか?お気になさらずに。
単なる私の趣味です。盗撮ってご存知ですよね?」
「あんたまさか!それを使って強請ろうなんて考えちゃいないよね?
そんなことしたら、お宅に入れてる資本を全部引き上げるからね。
そうなったら、工藤グループなんてあっという間に倒産だよ」
「いやいやご心配なく。中嶋社長とは末永く共存共栄。
単なる趣味ですから、決してオモテに出ることはありません。
ただ代理店契約の件だけは、お忘れなく」と念を押す。

中嶋は形勢不利と悟ったか
「もちろん約束は守る。だがな!」と言い放つと、攻勢に転じる。
「お宅の会社がなんとか潰れないでやってこれたのは、
私の力だということを忘れないでもらいたい。
もちろんこれからもなにかと便宜を図ってやろう。
その代りと言っちゃなんだが、これからも七菜さんを窓口にしたいもんだな」
お互いの利害が一致したのか、二人でニヤリと笑うと高笑いに転じる。
トイレから戻ってきた七菜が、いつのまにか和んでいる二人に首をかしげる。

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