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裏切りの幼なじみ
第10章 愛しいから、縛りたい
縛られた不自由な女体は四つん這いの姿勢をとれず、ベッドに顎を預けて向こう側にお尻を上げて震えている。隆志が自室から枕を持ってくると、突っ伏す奈津子の胸の下に枕を差し入れ、姿勢を楽にさせた。

「由梨、それじゃただのお股開きだよ。両脚を自分で抱えて尻を持ち上げろ。肛門を舐めてもらうんだから」

従順にヒップを持ち上げると女股が奈津子の顔から遠ざかる。隆志が奈津子の緊縛女体を前にずらし、由梨の尻に最接近させた。

「あぁ……見えなくても解るわ。由梨ちゃん、いま、わたしのほうを向いてお尻を開いているのね。とってもエッチな匂いがするもの……」

「あんっ、奥さま嗅がないで、あり得ないですっ、こんな状況。あぅっ、舌を伸ばさないでっ、ダメです奥さまぁっ、ぺろぺろだなんて……」

隆志の枕で胸元を補助され、顔を動かしやすくなった様子の奈津子が舌でチロチロと淫裂周辺を弄り、首を動かして裏門の場所を探っている。

奈津子がアイマスクで視界を遮られているのが幸いだ。対面していてもお互い目が合うことはない。由梨にとって、きっと奈津子にとっても恥辱に没頭できる好材料だろう。

「枕の位置はどうだい、奈津子」

「ちょうどいいわ、ありがとう隆志くん……ぺちゅ……由梨ちゃん、もう少しお尻を下げてみて……そう、そこ」

惨めに縛られ視界まで奪われた状況で隆志にお礼が言える……そんな奈津子を由梨は尊敬の眼差しで眺めた。

「うぅぅ……っは、入ってきてますぅ、奥さまの舌がぁ」

背筋が疼くような快感が襲う。お世話になった奥さまに、排泄器官をおもてなしされている。あり得ない状況も母性的な潤いと温かみで素直に受け入れてしまう由梨がいた。

「奈津子、解れ具合はどうかな」

「ぺちゅぅ……すこし柔らかくなったけれど、もう少しね。わたしの舌は長めだから奥まで差し込んでトロトロにしてあげるわ……」

「ひぁぁぁん、そ、それ以上奥に入れちゃイヤですっ、奥さまの舌に汚いモノが付いちゃうかも……」

舌の根が恥穴を掘り進む中で、美臀を優しく撫でる奈津子の息づかいが由梨の自我を溶かしていく。

(心の鎧を脱ぎ去るみたいに、全身が軽くなっていくわ……奥さまの優しい舌でお尻の穴が蕩けて、内臓まで癒されちゃう……)
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