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裏切りの幼なじみ
第10章 愛しいから、縛りたい
(ここで本音を言えば、関係が壊れるかもしれない。だけど、俺はもう限界だ。これ以上自分を騙せないし、彼女たちを欺けない)

意を決し、立ち上がると汗ばんだ奈津子の熟尻に痛烈な平手を見舞う。

パチィィィン――。甘い悲鳴。構わず、二度、三度と手を振りおろす。

「やっぱり、ただ者じゃないな。あの女……美由紀の母親は」

蒸れた室内を冷たい静寂が包む。ここでその名は禁句だと解っているが、あえて放った。

「言わないで隆志くん。ここで、あの子のことは口にしないで」

「わ、わたしもそう思います。ここは奥さまのプライベート空間ですもの」

アクメに惚けていた未亡人の眼差しが哀しい色に沈んでいく。

菊穴を解されていた女医も眼鏡を直し、目線を伏せて唇を噛んでいる。

「由梨……俺は、復讐心を拗らせた負け犬なんだ。由梨が思ってるような立派な人間じゃない。さっき由梨をイカせて気絶させた後、イキ顔を眺めながら思ったんだ。これが美由紀だったらなぁ……って」

「隆志さま……」

戸惑う由梨の甘い美貌に、肉刀の先端を向ける。

「由梨の可愛い顔を見ると、俺のコレはビンビンに興奮して硬くなる」

「あんっ、すごい、素敵……うぐっ」

頬を赤らめる女医の美唇に先端をねじ込んだ。

「でもな、こうしてチ×ポが快楽に包まれると、あの女が脳裏に浮かんでくる。美由紀でもこんなふうに温かいのかな……ってさ。最低だろ?」

「うぅむっ……むちゅぅぅ」

主の自虐を否定するように首を振り、咥え続ける由梨の姿がいじらしい。

舌を絡めようとする女医の本気顔を制して、静かにペニスを引いた。淫らな唾液に濡れた肉茎は湯気を放つほどに熱を帯び、血管を浮き立たせて屹立している。

「なんて立派なの……大きくて太いだけじゃない。シルエットが美しいわ」

縄の食い込む女体で由梨に寄り掛かり、甘い声を吐く奈津子が癇に障る。

(まだ分からないのかよ、色ボケ女が)

胸ぐらを掴むように谷間の縄を引き寄せる。激しく歪む下乳がズリズリと縄圧に屈し、蹂躙が乳首に及ぶ。無慈悲な縄に乳首を磨り潰された色ボケ未亡人が、はしたない声で喘いで愉楽を乞う。

「あふぅむっ……うぅ」

幼なじみによく似た黒髪を引き掴み、淫らな口唇に剛直をぶち込み、呼吸する間も与えず抽送を強めた。
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