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裏切りの幼なじみ
第10章 愛しいから、縛りたい
「ぐうっ……気持ち良すぎるよ、奈津子のマ×コ……ぐにょぐにょ蠢いて、キツく絡み付いてくる、気に入ったんだね俺のペニス……もうイクよ、出るっ……」

(あぁ熱いぃぃ、隆志くんの精液がぁ……子宮にぃ……)

強烈なトラウマが隆志の熱で熔かされ、海の彼方へ流れていく。温かな光の渦に身を委ね、奈津子は意識を失った。



どれくらい経っただろうか。甘い喘ぎ声に気付いて目を開けると、ベッドで由梨のお尻が揺れていた。肛門を少年に捧げて悦んでいる。舌で解してあげた甲斐あって、無事に深く迎え入れているようだ。

「あああん、隆志さまぁぁ……お尻が、お尻の穴がぁ、溶けちゃうぅ」

(男嫌いの堅物だったあの子が、すっかりエッチになって……ゆっくり楽しみなさいね……)

ベッド脇に枕を置かれ寝かされていた奈津子。肌掛けで裸身を被ってくれたのは隆志だろうか、由梨だろうか。優しさが沁みる。

こっそり部屋を出ようと腰を上げるが、力が入らない。女陰部に違和感がある。その訳に気付いた奈津子は「あんっ」と恥声を上げた。

「は、入ってるっ……いつの間にか、わたしの中に、もうひとつのおちん×んが……」

色だけは上品な薄紫の電動バイブレーター。たまにこっそり愉しんでいた玩具が知らぬ間に女壺を埋めていたのだ。

「あ、目が覚めた? 独り寂しいと可哀想だから、温めて挿れてあげたんだよ」

「ど、どうしてこれを……あぁ、恥ずかしい……」

ヒーターモードが付いた人工ペニスは温かく、ホンモノのようだ。隆志に自室の引き出しを物色された不快感よりも、新たな官能の兆しに心が傾く。

「スイッチ入れてみなよ。使い方には詳しいんだろ」

「あはぁん……一緒に気持ち良くなりましょ、奥さまぁ」

深々と挿入されている太めの電動バイブ。枝分かれした柔らかな突起がクリトリスを虐める精巧な作りに振動が加われば、また恥ずかしい姿を晒してしまうだろう。

(もう何も隠すことなんてないわよね。わたしたちの仲なら……)

アナルアクメを極めそうな由梨の声に急かされ、スイッチを入れた。

グウゥゥゥゥン……と奥深い刺激が子宮近くを、Gスポットを、そして敏感な肉芽までも同時に刺激する。

腰の力が抜け、再び寝そべってしまう奈津子。
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