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裏切りの幼なじみ
第11章 新乳生、歓迎の儀
ドアを押し開く訳にもいかず、隆志はボクサーブリーフ一枚の身体に白いシャツだけを羽織り、裏の窓から出て共用廊下に回った。あられもない姿の葉子と目が合う。

「……隆志さん。ずっと会いたかったわ。独りでここに住んでいるのね?」

隆志は答えず、周囲を見渡す。ドアノブに淫らなショーツが掛けられ、ブラウスや白い帯状の布が散乱している。

「宣戦布告か?」

「中にいるんでしょ、綺麗な女の人が……見たのよ」

癒しの瞳が、嫉妬に濡れて光っている。

「ひどいわ隆志さ……うぐっ……」

ドアノブに揺れる破廉恥なショーツを手に取って丸め、すかさず葉子の口に押し込んだ。そして両腕を掴み自由を封じる。

(ちょうどいい。つぎに堕ちるべき女は、葉子だ)

「んんぅぅ、うむぐぅ……」

ピンクのフレアスカートを引き剥がすと、濡れた女尻が露わになった。もう葉子を被うものはない。涙目で抵抗を試みる巨乳女は、少年の威圧的眼光を前に脱力していく。女体に圧し掛かるような体勢で、シャツのポケットからアイマスクを取り出す。

「俺が女に求めるものは、従順さだ。嫌がる女は相手にしない。だから葉子に選ばせてやる。このまま俺に従うか、逆らって裸のまま逃げ帰るか……どっちにする?」

己の恥臭に塗れたショーツで口を塞がれた葉子は、究極の選択に首を振ることしかできない。

「口の中のショーツだけは返してやる。あと、この晒しもな。そして、もう二度と会うことはない。それでいいな」

再び首を横に振る葉子。癒しの瞳に涙が溢れ、目頭からポロリと零れた。

「なら、一生俺に従うと、この場で誓え。これが奴隷契約の証しだ」

アイマスクを見せつける。数秒の逡巡を経て、葉子は、コクリ……と首を縦に揺らした。

巨乳の優しい先輩女子が、従順な寵姫へと堕ちた瞬間だった。

濡れた女の目元をアイマスクで被い、視界を奪う。マンション敷地内とはいえ屋外、しかも全裸の女体。ここで闇に包まれれば、全権を男に委ね、あらゆる恥を受け入れるしかない。

「おめでとう。葉子は三人目の奴隷だよ。お祝に、いいことを教えてあげる。俺はいま、このマンションで美由紀の母親と一緒に住んでいるんだ」

耳元で囁きながら頬の涙を拭ってやる。目と口を塞がれながらも表情の変化が見て取れた。
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