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裏切りの幼なじみ
第11章 新乳生、歓迎の儀
(こ、この女性が……? そういえば)

禁断の匂いを、葉子は思い起こしていた。

改装中のテニススクールで美由紀にお仕置きをしたはずが、格の違いを見せつけられたあの日。嫉妬と羨望に灼かれながら感じた妖艶な匂いは、目の前の美熟女と少し似ていた。

「隆志くん、大変でしょうけど続きをするならさっきと同じように抱っこで立ったまま挿れて欲しいの。葉子ちゃんもすごく感じてたみたいだから」

「いいよ。俺からも頼みがある。はしたない顔でイキまくる葉子の姿を撮影してほしいんだ。観られたり撮られたりが好きな女だからさ」

「す、好きじゃな……いやぁん」

突然の抱き上げからの挿入も、姫口は、めりりぃ、と悦び啼いて受け入れた。隆志の逞しさだけでなく、奈津子の妖艶な美貌と艶めかしい匂いに接して、新たな発情液が滲み出ていたせいだろう。

「はぁんっ、深い……っな、内臓まで犯されちゃうぅっ」

何度イカされたか分からない、あの刺し揺れが葉子を襲う。さっきのエレベーター内は、己の子宮が撓む音さえ聞こえそうな密室だった。

(この部屋じゃ、さっきみたいには狂えないわ。だって、セクシーな奈津子さんに……あの美由紀のママに至近距離から……)

「や、やめてください奈津子さん、そんなに近くで観ちゃイヤっ、撮るのはもっと、イヤんっ」

猛乳をたっぷん、たぷんと波打たせ、葉子は泣き言を叫ぶ。乳恥を被い隠したくて隆志の肩にしがみ付き、彼の胸板に超重量級の乳房を押し当てる。

「うふふ……おっぱいは隠せても、エッチな下のお肉は隠せないわよ、葉子ちゃん。あら、あまりの熱気でレンズが曇ってるわ、あらぁ、淫らなお汁が泡みたいにトロトロと白く垂れて、ラグが染みになっちゃうわ」

「そんなに激しく突かないでっ、掻き回されたら、イッちゃうのっ、観られて撮られて狂っちゃうっ」

防犯カメラとは段違いの破廉恥な接写だ。

「普通に撮れって頼んだのに、結合部をどアップで撮ってる。淫乱のドM女のくせにやることがエグイな」

奈津子をからかう隆志の声は切迫感を伴い、絶頂の色を帯びてきている。

膣肉が啼き、子宮が呻き、内臓が軋む。生々しい恥息が止まらない。

(もう、めちゃくちゃになりたい……狂い果てて、この世の底で溺れたい)
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