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裏切りの幼なじみ
第12章 バースデーサプライズ
気まずい空気を温めるような美由紀の声に、身体が芯から熱くなる。

(よ、喜んでいるの? わたしの身体が? 心が? あぁ、わからない、自分がわからない……気持ちいぃ……)

生温かい疑似ペニスが、葉子の小さなとば口を割り、ぎゅうぎゅうと押し入ってくる。葉子にとって母親のような奈津子の温もりが残り、人工ペニスに血を通わせている。

(奈津子さんがわたしの母代りなら、美由紀とわたしは姉妹になってしまうわ……あぁん、あり得ないっ……)

恥辱と誇らしさは表裏一体だ。膣肉を犯されて快楽の肉奴隷に堕ちる様は、己のオンナを誇示するに等しい。そして過去の傷が疼くのだ。

セーラー服姿だった高校生の頃……。葉子は、同級生の美少年に好意を打ち明けられた。乙女心は舞い上がり、恋に浮かれた。彼の色に染まりたいとさえ思った。

のぼせ上がる葉子に、美由紀が忠告してきた。冷や水を浴びせるような言葉だった。

『アイツは不良グループの手下なのよ。葉子を自分に惚れさせて、体を許す関係になったらグループの連中で輪姦するつもりよ。アイツらが話しているのを偶然聞いたの。葉子の身体だけが目的なのよ……残念だけれど』

残酷な事実を伝える美由紀の目は潤んでいた。目を覚ましてほしいと何度も説得された。

言われなくても薄々分かっていた。男子の目は自分の乳房にしか向かない。それでも求められるだけで、女として美由紀より格上なのだと信じたかった……。

ペニスバンドを装着した美由紀は葉子に覆い被さり、凄絶な美貌を歪ませ、強姦魔を演じるがごとく目を剥いた。

「あの時、何度も必死で忠告したのに、葉子は信じてくれなかった。そしてわたしに言ったわ。『他人の恋を邪魔しないで。嫉妬されるのは迷惑よ』って。だからわたしは、決定的なひどい嘘を言うしかなかったの……」

疑似ペニスは葉子の恥熱を纏って女襞を擦り立てる。詰問する美由紀の涙顔は、哀しいほどに美しい。

「そ、そんなの、知らない……覚えてない……」

メリメリッと膣壁を擦られ、痛みが愉悦に変わる。葉子の目からポロポロと涙が零れ落ちた。

『試しに抱かれてみたけど、大したことなかったわよ。彼のアレ』

血の涙を流すほど怒りに悶え、幾度も反芻した悪魔の台詞。美由紀はどんな思いで言い放ったのか。事実と向き合えず、か弱き巨乳女は苦悶し、疑似ペニスの押圧に啼いて喉を晒した。
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