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裏切りの幼なじみ
第12章 バースデーサプライズ
「アイツにカッターナイフを見せて『葉子に近づくな、代わりにわたしがアンタの相手をしてやる』って脅したら、二度と校内で見かけなくなったわ。だから、あんな嘘を言わなくてもよかったのに……わたしはひねくれた女なのよ」

涙でぬれた葉子の頬に振り乱れたミディアムの黒髪が張り付き、毛先が小さな口の中にまで入ってしまう。その唇を慈愛に満ちた美由紀の指が押し分け、舌に絡まった髪を摘む。水飴のような唾糸がトロリと光った。

「ちっちゃなお口、お尻の穴みたいでカワイイわ……あ、これは禁句だったわよね」

美貌を綻ばせて、美由紀がウインクした。仲良しだった頃、美由紀が得意としたブラックジョークだ。

「もう……美由紀のバカっ……」

笑顔で見つめ合うふたりの美女を、鋭い鋏の音が襲った。

      *     *     *

「どうやら、謝るべきは葉子のほうみたいだな……美由紀、おっぱい女は乳房を弄ってイカせるに限るぜ」

鋏を手にイジワルな笑みを浮かべる隆志を、美由紀は仰ぎ見た。

(体も心も、アレも……大きく強く成長してる。そして何より、いま隆志はわたしを……女として見てくれている)

悠々と屹立を極めるペニスは有無を言わせぬ迫力がある。視姦するような彼の眼光は美由紀の従順さを覚醒させ、奴隷への階段を上がらせる。

ペニスバンドは美由紀の腰から外れ、疑似ペニスだけが葉子の女穴に突き刺さっている。隆志が鋏でバンドを切断したのだ。

「あはぁぁん……やめて美由紀っ、女が女のおっぱいを弄るなんてっ……異常よっ……」

「この期に及んで何を言っているの。ほら、乳首がこんなに膨らんで……コリコリよ」

捻りを交えて強く摘まむと、イヤイヤと啼きよがり、豊乳をぶゆぶゆと波打たせる。男だけの性道具にされてきた巨大な乳丘を同性に責められる恥辱に、葉子は早くもアクメに浚われたようだ。

ピシィッ……!

子宮に響くほどの痛みが美由紀の尻肌を襲う。振り向けば隆志がバラ鞭を手にして双眸を向けていた。かつて自らが手に握り、隆志を打ってしまったバラ鞭。

「調子に乗るな。葉子は俺のホンモノの味を知ってる先輩奴隷だ。奉仕させていただく心を忘れるなよ」

再び鞭が振るわれ、美尻に痺れが走る。自分は「隆志の側」にいると錯覚しそうだった美由紀は、己の傲慢さ恥じた。
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