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裏切りの幼なじみ
第4章 癒しの肉玩具
密着型の女性上位になったことで、互いの肌が溶け合うように重なっている。生身の女の温もり。生き物としての尊さを実感する。葉子への愛おしさがこみ上げてきた。

女体の迫力と醍醐味を感じる。すでに乳房、口内発射を含めて三度射精している。にもかかわらず、葉子の中でペニスがイキイキと滾っているのだ。

自慰ならば、どんなオカズで抜こうとも短時間で三、四連発なんてあり得ない。

「葉子の身体には、魔力があるよ……」

「まだまだ、ずっと、もぉっとエッチになれるわよ。隆志さんとなら」

ふと、封印していたはずの存在が脳裏に浮かぶ。

(美由紀は……何人の男を知っているんだろう。いや……まだ知らない可能性もある)

妄想イラストではない、生身の美由紀。彼女は脱いだらどんな肌艶を放つだろう。ベッドでどんな恥声を漏らすだろうか。エレガントなあの匂いは、どこから立ち昇っているのか。

(一緒に毎日遊んでた子どもの頃は、活発な女の子で、ちょっとうっとおしい存在くらいに思ってた。それが、いつの間にか、もの凄い美人になって……)

単なる幼なじみの美由紀は、周囲と比較にもならないほどの、超絶な美女だった。気付いたのは中学生になってからだ。

朝霧の中の高山植物のように高貴で凛とした佇まい。話しかけるのも躊躇われた。たまに姿を見かけ、軽い挨拶を交わすだけ。その一瞬の微笑みだけで、下半身は熱く膨れ上がり、まともに歩けなくなった。

性の対象として、興奮していることがバレたら終わりだ。軽蔑されることを恐れていた。

(いま俺は、葉子のマ×コの中で、美由紀を想像して、チ×ポを大きくしてる)

隆志は、鼻の頭に軽い痛みを感じて我に返った。葉子が鼻を甘噛みしている。熱い息と甘い匂いに奮い立ち、目を開けた。

豊乳に咲いた乳首を押し付け、もぞもぞと女が動く。その揺れで結合部の愉悦が目を覚ます。妄想ではなく、現実の性。

「わたしは……隆志さんの味方よ。決して裏切らないわ。だから、安心してね……」

「……いきなり何を言い出すんだ」

鼓動が高鳴り、肌が汗ばんだ。葉子の妖しい舌の根がねっとりと首筋を這う。
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