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裏切りの幼なじみ
第4章 癒しの肉玩具
隆志にとって初めての女という誇り。同時に葉子にとっても彼は初めての男だ。本気で感じさせ、蕩けさせてくれた、初めての男。

葉子も運命の再会に感激していた。しらを切ってしまったが、本当は中学生時代の隆志を覚えていた。

ソフトテニス部での練習中、揺れる乳房に彼の目はくぎ付けだった。乳首がヒリヒリするほどの視線だった。それは、他の男子たちのからかうような視線とは違い、不愉快ではなかった。

自分の肉体の性的魅力で男の子がドギマギしている。おっぱいに搦め捕られ、アソコを大きくして困っている。男ってかわいい。

自他共に認める、尽くす女だ。望みを叶えてあげたかった。

だから、彼とペアで試合に勝利したときは、ここぞとばかりに抱きついてあげた。

(汗ばんだおっぱい、ずりずり押し付けてあげたら……あの時の隆志さん、アソコが勃っちゃって慌ててたっけ。かわいかったなぁ……)

すっかり逞しくなった剛棒に突き上げられながら想う。

今では彼の前で淫らになり果てることが女としての誇りだ。

「葉子、キレイだ。背中が汗で光ってる。雫が腰からお尻に垂れていく。肉がプルプル揺れてる。たまんないよ」

腰の打ち付けが激しさを増していく。

葉子の脳内では突き上げの度に、ゴォォン、ゴォォン、と愉悦の鐘が響き、痺れが足の指にまで及ぶ。

「もぉだめぇ、わたし、またイッちゃう」

繰り返される振動のせいか、黒髪を束ねた白リボンがひらりと解けた。彼のお腹辺りに落ちたはずだ。汗まみれの紅潮した頬に、髪がはり付く。

「何度でもイケっ、葉子……あうぅ、引っこ抜かれるっ、チ×ポが、破裂する……」

「はぁぅ、ひいっ、削られちゃうっ、崩れちゃうっ、わたし、アバズレみたい……」

(まだ、わたしを感じさせようとしてくれている。一方的に自分の快感を求めてくれてもいいのに。隆志さんはSだわ。SadisticではなくてserviceのS……)

雌穴の奥底で、アクメの泡玉がパチッ、パチッ、とシャボン玉のように弾けた。

ブラインドを上げたままの窓が目に映る。外はもう暗く、夜景に重なってふたりの情交を鏡のように映し出す。

常人とは思えない乱れ顔の女と目が合う。これが自分の顔とは信じがたい。悦欲に溺れる情事の最中、女はどこまでも惚けた顔になることを知る。満たされれば満たされるほどに。
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