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裏切りの幼なじみ
第4章 癒しの肉玩具
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(あまり一度に楽しみ過ぎると、隆志さんに飽きられてしまう)
ベッドに並んで腰かけ、ソフトなキスを交わす。雄の匂いが薄れ、ボディーソープの香りがする隆志と見つめ合い、抱擁した。
ベッドを立ち、窓際に移る。チークダンスのように寄り添い、ウィスパーボイスで囁いた。
「隆志さん。わたしとペアを組みましょ。中学の部活のときみたいに」
「ペア? あぁ、いいね。いつか案内してよ。葉子が働いてるテニススクールに」
「ええ。設備が整っていて素敵な場所よ。時間を忘れて楽しめるわ、きっと」
「ところで、俺と葉子がペアなら、もうひと組の相手が必要だよな。スクールのコーチに頼めばいいか」
「そうね……」
葉子は少し背伸びをして、向かい合う隆志の肩に顎をのせた。彼の腕が背中に回り、体重を預ける。それでも葉子の瞳は窓越しの夜景を見据え、鋭い輝きを放っていた。
(対戦相手はペアではなくて、ひとりの女よ。町田美由紀という名の……)
ベッドに並んで腰かけ、ソフトなキスを交わす。雄の匂いが薄れ、ボディーソープの香りがする隆志と見つめ合い、抱擁した。
ベッドを立ち、窓際に移る。チークダンスのように寄り添い、ウィスパーボイスで囁いた。
「隆志さん。わたしとペアを組みましょ。中学の部活のときみたいに」
「ペア? あぁ、いいね。いつか案内してよ。葉子が働いてるテニススクールに」
「ええ。設備が整っていて素敵な場所よ。時間を忘れて楽しめるわ、きっと」
「ところで、俺と葉子がペアなら、もうひと組の相手が必要だよな。スクールのコーチに頼めばいいか」
「そうね……」
葉子は少し背伸びをして、向かい合う隆志の肩に顎をのせた。彼の腕が背中に回り、体重を預ける。それでも葉子の瞳は窓越しの夜景を見据え、鋭い輝きを放っていた。
(対戦相手はペアではなくて、ひとりの女よ。町田美由紀という名の……)
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