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裏切りの幼なじみ
第5章 麗しき囚虜
涙が溢れ出てしまう。はらり、と零れ、豊かな乳房に落ちた。

「わたし、見ちゃったのよ。あの日。この女が隆志さんに、ひどい言葉を浴びせてるところを……」

「葉子……立ち聞きしていたのか……」

「隆志さん、とても深く傷ついていたわ。可哀想だった。この女はね、涼しい顔で他人を深く傷つけるのよ」

「ははっ……最悪な場面を見られていたんだな、俺は」

自嘲気味に隆志は笑った。ペニスの屹立が緩んでしまっている。

「わたしも傷つけられたのよ、この女に。隆志さんと同じか、それ以上に……」

詳しい事情を隆志は掘り下げようとしなかった。葉子の震える声と潤んだ眼差しだけで、女どうしの拗れた関係性を理解したようだ。

「なるほど。俺がこれから美由紀を犯せば、葉子はそれを見て満足できると。恨みを晴らせると。そういうことか?」

違う。葉子は叫びたかった。美由紀の目がなければ、女になりきって甘えたかった。

「見てるだけじゃ、つまらないわ。わたしは隆志さんと一緒がいいの。想いを共有して、協力して、この女にお仕置きしたいのよ」

熱い涙がまた零れて乳房を伝い、乳首のほとりで朝露のように光った。

マッサージ用ベッドは大きめの高級仕様で、リクライニングも可能だ。葉子は角度を調整し、美由紀を誘導した。

(素直ね……もうこれは必要ないかも)

手錠を外してやり、リクライニングを起こしたベッドに寝かせ、M字開脚の姿勢をさせる。
一糸まとわぬクール美女の裸身は、神々しい秘園を晒した。

唇を噛み、長い睫毛を震わせながら目を伏せ、赤らんだ顔で屈辱に耐える美由紀。その整った輪郭の真下……女の秘境には黒々とした恥毛が生い茂っている。

その漆黒を超えた先でヌメヌメと赤く色付いた女陰が湿りながら侵入者を待ち望む。

「真っ黒だよ……。股の間に毛がびっしり生えてる。美人のくせに剛毛なんだな、美由紀は……」

よほど悔しいのか、隆志をキッと睨んでいる。その目には涙が浮かび、哀切の色が濃い。嗜虐性を擽る効果ばかりが女体全域から滲み出る。

葉子もベッドの脇から美由紀の股ぐらを覗き込む。

毛深い淫裂の上部に色づいた肉芽が見える。

「あら、クリトリス、こんなに充血させて……はしたない女……」
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