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裏切りの幼なじみ
第6章 苦肉の淫虐
先手を打たれる前に自分から動くべきだった。悔みながらも葉子は、美由紀の手を己の両手で包み込んだ。

別館イラストレーション科の少年を、淫らな本館女子が挟む。左横で美由紀がペニスを握り、右横で葉子がさらに手を添える。

「わたしが気持ち良くイカせてあげるわ。隆志さんはそのまま楽にしていて」

男根を直接扱くのと違い、美由紀の手の上からの手コキは体力を要する。

己の巨乳を、たぷっ、たぷっ、と揺さ振りながら葉子は上下動に励む。

(あぁん……結局わたしは尽くす女……惨めで、淫らな女……)

「ありがとう、すごく気持ちいいよ、葉子……最高にエロくて可愛い。おっぱいが、ぷるんぷるん揺れて、汗ばんでる」

(やっぱりわたしは、おっぱいだけの女……?)

涙を浮かべながら奉仕運動する葉子。隆志の労いだけが救いなのに、素直には喜べない。自棄になり、ピストンの強度を上げた。

擦り音が、すちゃっ、すちょっ、と粘りを纏う。亀頭から溢れたカウパー液が美由紀の指までも濡らしている。

「あっ、もうイクぞ、葉子……うっ」

最後に名を呼ばれ、思わず唇が綻ぶ。ぎゅっと力を込めたところで、びゅぅっ、と大量の白液が飛び散った。

「ふっ……これで気が済んだかしら」

彼の精液は美由紀の美貌を直撃し、端正な鼻から口許にかけてドロリと垂れ流れていた。







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