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裏切りの幼なじみ
第8章 柔肌調教
短く切り揃えられた少年の爪は、指が沈み込むほどにめり込んでちょうどいい愉悦刺激となる。

下乳を揉み上げる指と指の間に乳首が挟まれ、ぐにぃ、くりぃ、と強く嬲られる。

「あっはぁんっ、上もぉ、下もぉ、熔けちゃうぅ」

嬌声のオクターブが上がる。

ぱむっ、ぱむっ、ぱむっ……若雄の腰が己の熟尻を打つ音が湿りを増す。女体の奥深くから狂おしい淫悦が沸きあがり、足腰さえ揺らぎ出す。少年にどっぷりと身を委ねたい衝動に浚われてしまう。

(十年前、隆志くんを介抱したあの日も、突然の再会から体を許してしまっている今も……すべては運命よ。この少年はわたしの、運命そのもの……)

情事の色濃さで、キッチンの湿度が上昇する。

「ほらっ、ほらっ、どうだっ、奈津子っ、ほらっ」

「あんっ、呼び捨て……こんなおばさんを、あぅっ、恋人みたいに……あふぅ、愛してくれてるの? あぁっ」

「またおばさんって言ったな。俺はババアは抱かないって教えたよね? もう抱くのやめるよ?」

「いやぁ、やめないでぇ、もう言いませんからぁ」

突き刺さって女壺を抉るペニスは、強く、深く、熱い。寂しく熟した未亡人が根無し草の少年に叱られ、泣き縋る。望み通りの快楽打撃に悶え、唇から垂れ揺らす唾糸をキッチン台の縁に光らせる。

「あんっ、あんっ、あぁんっ、隆志くぅん……あんっ、あんっ……」

(自分の声じゃないみたい……わたしはいま、男の人に媚びている……隆志くんに媚びているわ……いい歳してみっともない、わたし)

「可愛い声じゃないか、奈津子。まるで少女だよ」

甘い声に、強い刺激。ペニスが女襞を抉るばかりか、しこり勃った乳首までもが指で蹂躙される。薄暗いキッチンが白い光に包まれ、法悦の世界に誘われていく。

(わたし、どうなるの? 溶けてなくなっちゃう……隆志くんに熔かされちゃう……)

「あぁっ、死んじゃうぅっ」

白い喉から喘ぎを絞り出しながら背を反り、腰を震わせたのち、脱力する。キッチン台に凭れかかり、汗まみれの熟女は崩れて落ちた。





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