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裏切りの幼なじみ
第8章 柔肌調教
己の快楽に好都合なポジションを探るかのように腰をくねらせる奈津子。それでいて隆志が乳房を愛しやすいように背筋を伸ばし、バスト位置を調整することも忘れない。

隆志も首を調節しながら熟れた乳房に顔を押し付け、肉悦に溺れる。下半身の熱と硬さも上昇を極めつつある。

「自分からおっぱいを擦りつけて、おねだり女だな。もじもじしてないでハッキリ言えよ。どうして欲しい?」

「ち……乳首をおもいっきり吸って……いっそ噛んでくださいっ」

ちゅっっぱ、ちゅぅぅ……こりぃっ……。

顎を上げ、弓なりに仰け反り叫ぶ奈津子の望み通りに愉悦を贈り込む。

いやん、いやん、と少女ぶって喘ぐ未亡人の揺れる腰つき。

「身勝手な女だなぁ。そんなに激しく動いたら、俺が痛いよ」

膣内の襞が無秩序に絡みつき、ペニスを妖しく擦り立てる。

「乳首もっ、オマ×コもっ、どっちもイッちゃうぅ」

ふたりの性器の接着地が、みちゅっ、みちっ、と汁音を生む。彼女の愛液らしき滴が幾重にも陰嚢を伝い、雄の射精欲を煽る。

「一緒にイッて、隆志くんも……わたし、もうダメぇ……」

ぷっくり膨れた乳首を強めに噛んで口を離す。奈津子はしがみ付いて密着し、隆志の頭を抱え込んでくる。

「あっはぁぁん、イッくぅぅぅ」

ふわっと腋汗を香らせながら、奈津子が震えた。膣肉の締め付けが極まり、隆志も女体を持ち上げるかのごとく、ぐいぃと押し込む。

「くうっ、俺も、イクっ……」

後を追うように白い樹液を噴出する。ペニスの脈動は熱く激しい。子宮へ届けとばかりに幾度も精液を迸らせた……。



「大変……肉じゃがにとろ火をかけていたのよ。煮詰まり過ぎちゃうわ。火を止めてくるわね」

ガスコンロの火を止めにキッチンへ急ぐ奈津子を横目に、隆志はベッドから身を起こす。

対面座位でアクメ声を上げたあと、ベッドに沈んで余韻を貪っていたはずが、突然のお料理モードだ。奈津子に限らず女はいくつかのスイッチを持っていて、まるごと別人格に切り替えられるのかもしれない。

(ちょっと覗いてみるか……)

奈津子が寝室にするという、奥の小部屋。隆志には思い当たる節がある。

そう、十年前のあの日だ。
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