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裏切りの幼なじみ
第2章 癒しのおっぱい先輩
「あっ、隆志くんまで何を……」

上着やシャツ、ズボンを脱ぎ去り、葉子と同様にパンツ一枚の姿になった。

「俺とハグしてください」

「う、ぅん……ハグね、ハグだけよ……」

リクエストは遠慮なく言ってと葉子は口にした。おっとりして優しい先輩女性でも、約束は守ってもらわねば。

母性溢れる地味目の控えめ美人ゆえ、隆志は強気に甘えることができた。それに彼女のほうから連れ出して二人はここにいるのだ。

(誘ったんだろう? 乗らなくちゃ損だ。とにかく学園生活をリセットするんだ)

「あぁぁぁっ、温かい……すごく柔らかで、温かくて、気持ちがいいよ、葉子さん」

「うふふ……いまのわたし、ちょっと汗ばんでいるからベタついているでしょ。恥ずかしいわ」

女体にしか醸し出せない、甘い発酵乳のような体臭が鼻腔を支配した。きっと彼女の汗の匂いも混じっていて、それを恥ずかしがっているのだろう。隆志にとっては魅惑の匂いだった。

ふと過去の記憶が過る。

隆志は中学時代、ソフトテニス部に所属していた。上下関係が厳しく、一年生は玉拾いやコートの整備など雑用ばかりやらされた。運動も得意ではなかった隆志はすぐに辞めたくなったが、優しい女の子の存在が唯一の支えになった。その女子は一学年先輩だった。

『見ろよ、あの胸のデカさ。すげえおっぱいだよな』

『そんな言い方やめろよ。先輩だぞ。すごく親切にしてくれるし……』

『ああいう女が好みか? おっぱいはデカイけど、顔は古風で地味だろ』

『だ、だからやめろって、そんな目で見ちゃ失礼だろ!』

男子生徒の容赦ない視線も構わず、コートを動き回る彼女。柔らかいゴムボールの撓みに負けじと、彼女の豊かな胸も一打、一走ごとに大きく撓み、揺れる。

〈ポコーン――ぼゆんっ……パコーン――ぼゆゅん……〉

隆志と彼女でペアを組んで試合に出たこともある。運よく勝利すると先輩は両手を広げて隆志を迎えてくれた。

『やるじゃない小塚君。あなたのおかげよ!』

〈むにゅぅ……〉

祝福のハグをされたあの日の興奮、感じた匂いは今も記憶の底にある。

(あの時と同じ匂いだ。もしかして……)

その優しい先輩のことを下級生女子たちは「ようこ先輩」と呼んでいた。隆志はそれが恥ずかしくて名字で呼んでいたはずだ。

「白石先輩……ですよね?」
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