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裏切りの幼なじみ
第9章 初心な美人女医
「やっぱり、怖いわよね……オチン……ごほん、その……男性の大事な部分に手を加えるって考えたら……」

「怖いっていうか……自分のアレがどのレベルかって比べる機会も少ないし、相手の女性によって具合も違うし……もしかして俺は粗チンなのかもって……」

奈津子の紹介で訪れたクリニック。静かな診察室で、カウンセリングが始まる。

「本来なら初めに問診票を書いてもらうんだけど……まどろっこしいわよね。まず……見せていただけますか? 小塚隆志さんの、モノを……」

絶句する。いきなりチ×ポを出して見せろと? そういう場所だと分かってはいるけれど、ベルトを外す手がまごついてしまう。

「充分に……立派よ。いままで色んなペニスの実例に立ち会ったけれど、決して小さくなんてないわ。それに……」

甘い香り漂う診察室の空気に触れた若きペニスは、ぐんぐんと屹立を極めていく。可憐な女医の惚けた赤ら顔が、隆志の中の野性に火を点けた。

「先生、先生っ……」

「ど、どうしたの小塚さん」

「コレ……押さえててもらわないと……爆発します」

「ば、爆発? ど、どうすればいいの?」

女医は目を大きく見開き、内股で腰を浮かせながらそわそわと診察室を見渡す。

露出した隆志のペニスはますます大きく膨れ上がり、硬度を高め、獣のオーラを纏いつつ欲汁を光らせている。

「ほら先生、早くっ! コレを手で押さえてよ」

「あ、は、はい……」

椅子を立ち、中腰の姿勢で肉棒を両手で包み込む女医。得体の知れない爬虫類でも掴んだかのように怯え、美貌を背けている。

(この先生、うぶだな……)

診察室のデスク前に仁王立ちで美人女医にペニスを掴ませる隆志は、そう確信した。

「お……大きさと硬さは、このくらいまで……よね?」

恐るおそる手に包んだモノを覗き込む白衣の美女。まだ何もしていないのに呼吸が荒い。黒目がちのつぶらな瞳を潤ませ、上目遣いで隆志を窺う。

「その手でマッサージしてもらえれば、もう少し変わるかも」

「こ……こう? それとも、こうかしら……」

ショートボブの黒髪が揺れ、赤らんだ頬が見え隠れする。ずれ落ちる眼鏡を直す細指に隆志は惚れた。マニキュア等の色付きはなく、短く切り揃えられた爪がほんのり艶を放つだけの素朴な手指だった。
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