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裏切りの幼なじみ
第9章 初心な美人女医
「あぁん、あ、熱いぃ……お許しを……」

「俺に身を任せて、楽にして。新しい由梨に生まれ変わらせてあげる」

新しい自分……。肛肉にねじ込まれる熱と硬さを受け入れていく。医師のプライドを解き放ち、女として若き雄に身を任せるうちに、心の殻が破られていく。

クリスチャンだった母は性的な行為を忌避し、娘の由梨にもそれを強要した。日曜朝には礼拝に連れて行かれ、自慰さえも固く禁じられた。ベッドで密かに試みたが神の罰が下る気がして遂げられず、そのうち成人を迎えた。

(誰もわたしを心の牢獄から連れ出してはくれなかった……けれど、ようやく扉が開いたのね……)

みちぃ……と直腸内の音を聞く。女医と少年クライアントの下半身が完全に密着した。

「お尻の穴でするのは、初めて?」

「初めて……何もかも初めてなの……わたし、何も知らない女なの……」

数分前までなら決して口にできなかった言葉だ。キュートな美貌は自負している。星の数ほどの男たちから誘われたが、すべて拒絶してきた。うっかり触れられると直後にトイレに駆け込み、お清めのお祈りをするほど男を忌避していた。

そんな女体に羽根を授けられたような気分だ。

「由梨、動くよ……痛いならやめるけど」

「や、やめないで。わたし……すべてを、小塚さんに委ねますから……」

不快感も摩擦の痛みと熱さも、見下ろす少年の瞳に溶かされていく。

(もう逃げちゃダメ……怖くない、痛くない……この男性はきっとイエス様がわたしに授けてくれた特別なひとなのよ……)

緩やかな抽送のリズムに狭穴が圧され、捲られ、熱される。いつしか禁忌の門が熔かされ、マグマのように少年の聖棒をのみ込んでいく。そんな倒錯感を享受していた。

「すごく、キツイよ、由梨のお尻の穴……こんな可愛い顔と綺麗なお尻でイケるなんて、あうっ」

「あっ、あぁぁ……」

とろみがかった熱い何かが直腸に注ぎ込まれ、本能的に括約筋が絞まる。扉を開いてくれたペニスの脈動が、ぐぐっ、ぐぐぅっ、と内臓に響き、果たされた儀式の意味を伝えてくる。

「あまりに由梨のお尻の穴が可愛くて締まりがキツイから、あっという間にイッたよ。痛くなかった?」
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