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【最恐官能】黒い乳房
第1章 第1話
「ひろひこ…ひろひこ、幼稚園新学期でしょ…早く準備しなさい…もうすぐお迎えのバスが来るのよ…今日は幼稚園が終わったらアクトス(スイミングスクール)へ行くのでしょ…いつまでもウジウジとしないの…大好きだった先生は違うクラスの先生になったのよ…いつまでもウジウジしていたら、あやのちゃんに嗤われるわよぉ。」

あやのは、あやみの言葉に反応しましてさらにゲラゲラゲラゲラと嗤い続けていました。

「おにーちゃんおかしい。おにーちゃんおかしい。」
「おかしいねぇ…」

さて、その頃でありました。

ところ変わりまして、立花町にありますあかねが通っている公立中学校にて…

白のブラウスの上に濃いネイビーのブレザーとネイビーとグレーとレモン色のチェックのスカートの制服姿で四角いカバンを持っているあかねは、正門に着いた時に急に足が凍りついて歩くことができなくなりました。

この時、あかねはあやみとあやのの嗤い声を思い出したので頭がサクラン状態におちいってしまいました。

『あかねおねーちゃんおかしいねぇ。』
『あかねおねーちゃんおかしい…あかねおねーちゃんおかしい…クスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクス…』
『おかしいねぇ…中学生なのにおかしいよねぇ…』

頭がサクラン状態におちいたあかねは、正門の前に落ちていました石を手に取って、あかねの新しい担任の男性教師の右目に向けて思い切り投げつけました。

(ゴツン!!ガシャーン!!)

「ああ!!痛い!!」
「(あかねのクラスの担任)先生!!」
「目がつぶれた…助けてくれぇ…」

あかねのクラスの担任の男性教師は、投げつけられた石がメガネごと右目を直撃したのでその場にしゃがみ込んで苦しんでいました。

あかねは、逃げる前に新しい担任の男性教師をメチャメチャになって殴り付けて、心肺停止停止状態に追い詰めました。

その後、あかねは数人の生徒にも殴り付けて大ケガを負わせたあと、ワーッと叫びながら走り去って行きました。

あかねは、4月11日を最後に学校に行かなくなってしまいました。
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