この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
淫縛~寝盗られ妻は逝き色獄に淫涙を流す(旧タイトル:淫妻)
第1章 チャプター01
 寝室に入った途端、麗(うらら)は腕を掴まれた。躯ごと、壁に押しつけられると、玲二(れいじ)の顔が迫ってきた。
「ん……んふ、あ」
 麗は躊躇することなく、唇を開いた。キスに応じると、すぐに舌が麗の口の中を割って入ってきた。舌先が、麗の舌をなぞり、それだけで興奮するのを覚えた。舌を動かすと、玲二も舌を絡みつかせてきた。相手の唾液が入ってくるのを感じた。
 息が苦しくなって、唇を外すが、すぐに頭を掴まれた。強引に、ディープキスを継続させられた。
 息ができなくて、苦しいのは玲二も同じはずなのに、舌は麗の口のなかをかき混ぜ続けた。同時にバスタオルの上から、玲二の左手は麗の胸を弄りはじめた。麗は腕を掴むが、玲二は愛撫の手を休めなかった。乳首の位置を探り当てると、そこを中心に責めてきた。甘やかな快美感が走り抜けていくのを、麗は感じた。もっと、触って欲しい、感じさせて欲しいと思うのと同時に、罪悪感も心の奥底から迫り上がってくるのも感じた。
 ーー智(さとる)さん……。
 ここにはいない、夫の顔が浮かんだ。想像のなかの智の顔は、悲しげだった。が、それも玲二が躯を密着させて、腰をすり寄せてくると、霧消していった。
 ーー私は、なんていけない女なのだろう。
 玲二の舌が麗の耳をなぞるのに喘ぎながら、彼女は声に出さずに独白した。
 夫以外の男の人を夫婦の寝室に招き入れて、こうして肌を触れ合わせることを許しているなんて……。
 おそらく、智は麗が浮気しているのを知っているのだろう。どんなに、誤魔化そうとしたって、浮気相手を自宅の寝室に招き入れて、わからないようなことがあるはずがない。
 玲二の指が、バスタオルにかけられた。はらりと、バスタオルが床に落ち、麗はパンティーだけの姿となった。
「あ! あぁ、んフン」
 早くも堅くしこっている乳首を、指先で摘まれた。馴染んだ玲二の愛撫に、麗の躯が自然と反応した。背中から頭頂部へと突き抜ける肉の悦楽に、思わず声を漏らした。玲二の腕を取り、彼の指先を自らの乳房に、擦りつけた。
「もっと、してほしいのか」
 耳元で、玲二が囁いた。キスを求めると、玲二はそれに応じてきた。伸ばした麗の舌腹を、玲二の舌が蠢きながら、絡みつかせてきた。唾液を交換し、夫ではない玲二の唾を、麗は飲み下した。
/68ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ