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淫縛~寝盗られ妻は逝き色獄に淫涙を流す(旧タイトル:淫妻)
第1章 チャプター01
寝室に入った途端、麗(うらら)は腕を掴まれた。躯ごと、壁に押しつけられると、玲二(れいじ)の顔が迫ってきた。
「ん……んふ、あ」
麗は躊躇することなく、唇を開いた。キスに応じると、すぐに舌が麗の口の中を割って入ってきた。舌先が、麗の舌をなぞり、それだけで興奮するのを覚えた。舌を動かすと、玲二も舌を絡みつかせてきた。相手の唾液が入ってくるのを感じた。
息が苦しくなって、唇を外すが、すぐに頭を掴まれた。強引に、ディープキスを継続させられた。
息ができなくて、苦しいのは玲二も同じはずなのに、舌は麗の口のなかをかき混ぜ続けた。同時にバスタオルの上から、玲二の左手は麗の胸を弄りはじめた。麗は腕を掴むが、玲二は愛撫の手を休めなかった。乳首の位置を探り当てると、そこを中心に責めてきた。甘やかな快美感が走り抜けていくのを、麗は感じた。もっと、触って欲しい、感じさせて欲しいと思うのと同時に、罪悪感も心の奥底から迫り上がってくるのも感じた。
ーー智(さとる)さん……。
ここにはいない、夫の顔が浮かんだ。想像のなかの智の顔は、悲しげだった。が、それも玲二が躯を密着させて、腰をすり寄せてくると、霧消していった。
ーー私は、なんていけない女なのだろう。
玲二の舌が麗の耳をなぞるのに喘ぎながら、彼女は声に出さずに独白した。
夫以外の男の人を夫婦の寝室に招き入れて、こうして肌を触れ合わせることを許しているなんて……。
おそらく、智は麗が浮気しているのを知っているのだろう。どんなに、誤魔化そうとしたって、浮気相手を自宅の寝室に招き入れて、わからないようなことがあるはずがない。
玲二の指が、バスタオルにかけられた。はらりと、バスタオルが床に落ち、麗はパンティーだけの姿となった。
「あ! あぁ、んフン」
早くも堅くしこっている乳首を、指先で摘まれた。馴染んだ玲二の愛撫に、麗の躯が自然と反応した。背中から頭頂部へと突き抜ける肉の悦楽に、思わず声を漏らした。玲二の腕を取り、彼の指先を自らの乳房に、擦りつけた。
「もっと、してほしいのか」
耳元で、玲二が囁いた。キスを求めると、玲二はそれに応じてきた。伸ばした麗の舌腹を、玲二の舌が蠢きながら、絡みつかせてきた。唾液を交換し、夫ではない玲二の唾を、麗は飲み下した。
「ん……んふ、あ」
麗は躊躇することなく、唇を開いた。キスに応じると、すぐに舌が麗の口の中を割って入ってきた。舌先が、麗の舌をなぞり、それだけで興奮するのを覚えた。舌を動かすと、玲二も舌を絡みつかせてきた。相手の唾液が入ってくるのを感じた。
息が苦しくなって、唇を外すが、すぐに頭を掴まれた。強引に、ディープキスを継続させられた。
息ができなくて、苦しいのは玲二も同じはずなのに、舌は麗の口のなかをかき混ぜ続けた。同時にバスタオルの上から、玲二の左手は麗の胸を弄りはじめた。麗は腕を掴むが、玲二は愛撫の手を休めなかった。乳首の位置を探り当てると、そこを中心に責めてきた。甘やかな快美感が走り抜けていくのを、麗は感じた。もっと、触って欲しい、感じさせて欲しいと思うのと同時に、罪悪感も心の奥底から迫り上がってくるのも感じた。
ーー智(さとる)さん……。
ここにはいない、夫の顔が浮かんだ。想像のなかの智の顔は、悲しげだった。が、それも玲二が躯を密着させて、腰をすり寄せてくると、霧消していった。
ーー私は、なんていけない女なのだろう。
玲二の舌が麗の耳をなぞるのに喘ぎながら、彼女は声に出さずに独白した。
夫以外の男の人を夫婦の寝室に招き入れて、こうして肌を触れ合わせることを許しているなんて……。
おそらく、智は麗が浮気しているのを知っているのだろう。どんなに、誤魔化そうとしたって、浮気相手を自宅の寝室に招き入れて、わからないようなことがあるはずがない。
玲二の指が、バスタオルにかけられた。はらりと、バスタオルが床に落ち、麗はパンティーだけの姿となった。
「あ! あぁ、んフン」
早くも堅くしこっている乳首を、指先で摘まれた。馴染んだ玲二の愛撫に、麗の躯が自然と反応した。背中から頭頂部へと突き抜ける肉の悦楽に、思わず声を漏らした。玲二の腕を取り、彼の指先を自らの乳房に、擦りつけた。
「もっと、してほしいのか」
耳元で、玲二が囁いた。キスを求めると、玲二はそれに応じてきた。伸ばした麗の舌腹を、玲二の舌が蠢きながら、絡みつかせてきた。唾液を交換し、夫ではない玲二の唾を、麗は飲み下した。