この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
淫縛~寝盗られ妻は逝き色獄に淫涙を流す(旧タイトル:淫妻)
第1章 チャプター01
「ん……んフン、はい。もっと。もっと、して欲しいです」
 玲二の舌は唇を離れ、麗の首筋をなぞってきた。わざと、麗が感じる部分を避けているので、もどかしさが心に迫った。
 玲二は麗の左の胸を揉みながら、胸の谷間に顔を寄せた。クンクンと鼻を鳴らして、麗の肌の匂いを嗅いできた。
「もっと、して欲しいって、どのようにだ」
「そんなの……あッ! い、いつものように、して、く、下さい」
「いつものようにって?」
「そんな、いじわる、し、しないで」
「いじわるではないさ。麗くん、君の口から直接、聞いてみたいんだ」
 麗は、ため息をついた。躯の奥のほうでは、官能の熾火が燻っており、我慢の限界へと近づいていた。
「私の乳首を口に含んで、舌先で、こ、転がして、下さい」
「そうされるのが、好きなのか」
「は、はい。好き……とっても、好きです」
「智くんのことはいいのか」
 わざと、玲二が智の名前を出してきたのはわかっていたが、そう言われて、背徳的な悦楽が、麗の背筋をぞくりとさせた。
「あの人のことは……い、今は、言わないで、下さい」
 そのことばに応える形で、玲二が身を屈めた。左の乳首を口に含まれた。
「あ! ウフん、あッ、あぁ~」
 舌先が乳首を弾き、かと思うと、舌腹全躯でぞろりと舐め上げられ、いつもながらの愛撫に、躯が自然と反応した。こらえようとしても、声が漏れてしまう。
「こうされるのが、好きなんだろう」
「は……はい。とっても、好きです」
 麗は玲二が乳首を舐めやすいように、胸を突き出すようにした。右手で玲二の肩をつかみ、左手で頭を抱き寄せた。
 玲二は乳輪を舌先で突くと、歯で乳首を甘噛みしたり、乳房を吸い上げながら、右の乳首を指先で摘んだりしてきた。玲二は麗の躯の隅々までも知り尽くしており、その指先や舌先の動きに麗は意識せずとも、期待してしまっていた。いや、それどころか、もっと刺激を深くしようと、はしたなくも、玲二の愛撫に反応して、躯を動かそうとすらした。
 ーーこんなこと、智さんにはできない。
 したい、されたいと思っても、麗は智に軽蔑されるのが怖くて、行動に移せないでいた。
/68ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ