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淫縛~寝盗られ妻は逝き色獄に淫涙を流す(旧タイトル:淫妻)
第1章 チャプター01
「ん……んフン、はい。もっと。もっと、して欲しいです」
玲二の舌は唇を離れ、麗の首筋をなぞってきた。わざと、麗が感じる部分を避けているので、もどかしさが心に迫った。
玲二は麗の左の胸を揉みながら、胸の谷間に顔を寄せた。クンクンと鼻を鳴らして、麗の肌の匂いを嗅いできた。
「もっと、して欲しいって、どのようにだ」
「そんなの……あッ! い、いつものように、して、く、下さい」
「いつものようにって?」
「そんな、いじわる、し、しないで」
「いじわるではないさ。麗くん、君の口から直接、聞いてみたいんだ」
麗は、ため息をついた。躯の奥のほうでは、官能の熾火が燻っており、我慢の限界へと近づいていた。
「私の乳首を口に含んで、舌先で、こ、転がして、下さい」
「そうされるのが、好きなのか」
「は、はい。好き……とっても、好きです」
「智くんのことはいいのか」
わざと、玲二が智の名前を出してきたのはわかっていたが、そう言われて、背徳的な悦楽が、麗の背筋をぞくりとさせた。
「あの人のことは……い、今は、言わないで、下さい」
そのことばに応える形で、玲二が身を屈めた。左の乳首を口に含まれた。
「あ! ウフん、あッ、あぁ~」
舌先が乳首を弾き、かと思うと、舌腹全躯でぞろりと舐め上げられ、いつもながらの愛撫に、躯が自然と反応した。こらえようとしても、声が漏れてしまう。
「こうされるのが、好きなんだろう」
「は……はい。とっても、好きです」
麗は玲二が乳首を舐めやすいように、胸を突き出すようにした。右手で玲二の肩をつかみ、左手で頭を抱き寄せた。
玲二は乳輪を舌先で突くと、歯で乳首を甘噛みしたり、乳房を吸い上げながら、右の乳首を指先で摘んだりしてきた。玲二は麗の躯の隅々までも知り尽くしており、その指先や舌先の動きに麗は意識せずとも、期待してしまっていた。いや、それどころか、もっと刺激を深くしようと、はしたなくも、玲二の愛撫に反応して、躯を動かそうとすらした。
ーーこんなこと、智さんにはできない。
したい、されたいと思っても、麗は智に軽蔑されるのが怖くて、行動に移せないでいた。
玲二の舌は唇を離れ、麗の首筋をなぞってきた。わざと、麗が感じる部分を避けているので、もどかしさが心に迫った。
玲二は麗の左の胸を揉みながら、胸の谷間に顔を寄せた。クンクンと鼻を鳴らして、麗の肌の匂いを嗅いできた。
「もっと、して欲しいって、どのようにだ」
「そんなの……あッ! い、いつものように、して、く、下さい」
「いつものようにって?」
「そんな、いじわる、し、しないで」
「いじわるではないさ。麗くん、君の口から直接、聞いてみたいんだ」
麗は、ため息をついた。躯の奥のほうでは、官能の熾火が燻っており、我慢の限界へと近づいていた。
「私の乳首を口に含んで、舌先で、こ、転がして、下さい」
「そうされるのが、好きなのか」
「は、はい。好き……とっても、好きです」
「智くんのことはいいのか」
わざと、玲二が智の名前を出してきたのはわかっていたが、そう言われて、背徳的な悦楽が、麗の背筋をぞくりとさせた。
「あの人のことは……い、今は、言わないで、下さい」
そのことばに応える形で、玲二が身を屈めた。左の乳首を口に含まれた。
「あ! ウフん、あッ、あぁ~」
舌先が乳首を弾き、かと思うと、舌腹全躯でぞろりと舐め上げられ、いつもながらの愛撫に、躯が自然と反応した。こらえようとしても、声が漏れてしまう。
「こうされるのが、好きなんだろう」
「は……はい。とっても、好きです」
麗は玲二が乳首を舐めやすいように、胸を突き出すようにした。右手で玲二の肩をつかみ、左手で頭を抱き寄せた。
玲二は乳輪を舌先で突くと、歯で乳首を甘噛みしたり、乳房を吸い上げながら、右の乳首を指先で摘んだりしてきた。玲二は麗の躯の隅々までも知り尽くしており、その指先や舌先の動きに麗は意識せずとも、期待してしまっていた。いや、それどころか、もっと刺激を深くしようと、はしたなくも、玲二の愛撫に反応して、躯を動かそうとすらした。
ーーこんなこと、智さんにはできない。
したい、されたいと思っても、麗は智に軽蔑されるのが怖くて、行動に移せないでいた。