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淫縛~寝盗られ妻は逝き色獄に淫涙を流す(旧タイトル:淫妻)
第7章 チャプター07
「あッ……あン、あぁ、あ、あフン」
 乳首を弄られ、膣に当てられた脚を動かされ、麗は喘ぎ声をあげた。汗だくになり、夫でない男の愛撫を受けながら、麗は早く逝かせて欲しいと思った。
「お……お願いです」
 パイズリをしながら、麗は玲二の顔を見上げた。
「うん?」
「逝かせて……どうか、逝かせてください」
「逝きたいのか」
「は……いッ、お願いです。どうか――玲二さんの指とあ、脚でわたしを……逝かせてください」
 すると、玲二は酷薄な笑みを浮かべた。
「逝かせてもいいが、条件がある」
「条件……?」
「そうだ」
 頷くと、玲二は麗を立たせた。ペニスが麗の膣に当てられ、そのままこすり合せるようにして動かしてきた。そうしながら、玲二は麗の耳元に、とある言葉を囁いてきた。
「そ! ――そんな、ことッ」
 玲二が顔を近づけてきた。麗は唇を開きかけ、しかし、すぐに顔を逸らした。
 と、玲二は麗の耳を舐め上げてきた。胸を揉まれたが、それだけだった。麗がペニスが押し当てられた腰を動かそうとすると、玲二は麗から躯を離してしまった。
「ああ、そんな……玲二さん、イジワルしないでください」
 逝きたくてたまらない麗は括られた腕の指先で、膣をなぞるようにして自らを慰めた。目元からひと雫、涙が流れた。
「して欲しいのか」
「ああ、そうです。お願いです」
「では、条件を吞むんだな」
 麗はそれにすぐには、返事をすることができなかった。顔をしばらくの間、俯かせていた。
 玲二がそんな麗に、返事をせがむように、頰を流れる涙の跡を舐めとった。右手で尻たぶを掴み、左手で縄を引っ張って膣口に食い込ませた。
「わ……わかりました。玲二さんの言う通りにします。だから――」
 麗が言い終わらないうちに、玲二が躯を抱き寄せてきた。再び、麗の秘苑に玲二の肉竿が押し当てられた。顔を近づけてきたので、今度は麗は躊躇なくキスに応じた。
 玲二が腰を動かすと、膣口とペニスがこすり合わされ、にちゃにちゃと淫らな音を立てた。麗の膣はもう、いつでも玲二の肉竿を受け入れられる状態になっていたが、玲二は素股で彼女を逝かせるつもりらしい。
「逝くときは、きちんと口に出して言うんだぞ」
 一時、唇を離すと、玲二は麗に向かって言った。
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