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淫縛~寝盗られ妻は逝き色獄に淫涙を流す(旧タイトル:淫妻)
第9章 チャプター09
 麗(うらら)と玲二(れいじ)は同時に絶頂に達したが、彼は中出しはしなかった。お尻の上に射精すると、麗に休む暇を与えず、お掃除フェラを命じた。
 それから、ふたりは恋人のように互いの体を洗いっこすると、寝室へと移動した。寝室へは、「君が先導するんだ」と告げて、玲二と手を繋いで、移動させられた。玲二は浮気相手を自分たちの寝室へ案内する淫妻(みだらづま)、という役回りを麗に演じさせるつもりのようだった。が、そんな下手な演出にも、麗は興奮させられた。バスタオルも巻かず、全裸で寝室へと至る廊下を歩かされる間、麗は膣内が疼くのを感じた。三度の絶頂が麗をそうさせているのか、早く膣の奥深いところに玲二のペニスを受け入れたかった。
 寝室のドアを開け、玲二を招き入れると、麗は彼をベッドに座らせて命じられてもいないのに早速、フェラチオをはじめた。もう、玲二のペニスは朝から麗の膣内に収まっているか、口の愛撫を受け入れているかの、どちらかなのに、硬いままだった。いや――玲二はまだ、バスルームで一度、射精しただけなので、彼の精力からしたら、当然なのかもしれない。これが智(さとる)なら……。
 そこまで考えて、麗は何とも言えない気分になった。智なら、たぶん、一度射精してしまったら、その日はもう、回復することはないのだろう。だが、そのこととは別に、先程、麗は自分が智のペニスよりも玲二のほうがいいと言ってしまったことを激しく、後悔していた。
 ああいう言葉を口にすることで、智も興奮するのかもしれないが、心が傷つかない、ということでは決してないはずだ。
 あれは本心からではない。かなり興奮していたから、と言い繕(つくろ)ったとしても、麗が智を傷つけてしまった、という事実はもう、もとに戻すことはできないのだ。これから先、どんな顔をして智と会えばいいのか、わからなかった。
 ぴちゃぴちゃと、音をたてて、麗は玲二のペニスの幹に舌を巻きつかせていった。快楽に流される、狂わされるということが、どれだけの罪を生むのか、今さらながらに思い知らされた気分だった。が、だからといって、この快楽から逃れることもできないのだ。であるなら、今はすべてを忘れて、玲二とのセックスに耽るしか、麗には為す術がなかった。
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