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淫縛~寝盗られ妻は逝き色獄に淫涙を流す(旧タイトル:淫妻)
第9章 チャプター09
「ん……うフン、ん」
 何度も麗を絶頂へと導いてくれた玲二のペニスを、丹念に舐め上げていった。カリに軽く歯をたてると、亀頭を頭から飲み込んでいった。わざと鼻息を荒くして、口を動かした。できることなら、このまま、玲二の精液を口に浴びてみたい、と思ったのだが、その前に麗は肩をつかまれた。玲二に立たされると、入れ替わるようにしてベッドに座らされた。接吻をしてくる。
 唇が離れる時、玲二は耳元で「縛るぞ」と囁いた。それに麗はこくん、と頷いた。
 初めの頃こそ、玲二は躯(からだ)を縛り上げるのにかなり、手間取ったものだが、今ではそんなこと微塵にも感じさせない手際のよさで、麗の躯に縄を纏(まと)わせていった。最後に、玲二は麗の手首を後ろ手に括(くく)りあげた。
 こうして、さして抵抗することもなく、緊縛されているところを、智はどこかで見ているのだろうか。そう思うと、麗は急に恥ずかしくなった。寝室のどこにカメラが仕掛けられているのか、麗はあたりをつけていたが、そのカメラを通した視線を感じ、顔を俯かせた。肌の上がかすかに、震えているのを、麗は自分ではなく、別の人物であるかのように、眺めた。
「麗君。旦那がオナニーをしているのを、見たことは」
 玲二の声に、麗は顔を上げた。
「え……いえ、ありませんが」
 目が合うと、玲二は淫蕩な笑みを浮かべた。
「そうか。いや、だろうな」
 言うと、玲二は自らのペニスを握り、ゆっくりと扱きだした。
「君とは、相互オナニーをしたことはあったが、一方的にオナニーを覗き見るってのは、したことがなかったな」
「は……い」
 玲二の言う通りだった。二人で、オナニーの見せっこはしたことがあったが、麗が縛られた状態でしたことはなかった。
「こういうことを言うと、ある意味、自画自賛になるのかもしれないのだが……縛り上げられた君の躯は実に美しいと思ってね。一度、君を眺めながら、オナニーをしてみたいと、ずっと考えていたんだよ」
 そんな猥褻(わいせつ)なことを言いながら、玲二はペニスを握った右手を、ゆっくりと上下に動かした。
 麗はそれを直視することができず、視線を逸らした。
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