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淫縛~寝盗られ妻は逝き色獄に淫涙を流す(旧タイトル:淫妻)
第10章 チャプター10
玲二(れいじ)が麗(うらら)の乳首を口に含んだ。画面のなかではよく、わからないが、舌先で転がされているらしい。
麗の表情が、変化した。痛みに耐えているように、眉をしかめさせている。が、そうではないことを、智(さとる)は知っていた。胸の大きな女性は乳首などの性感帯が鈍いようだが、麗はそうではなかった。智の拙い乳首への愛撫でも、彼女は躯を震わせて、声を喘がせているのを鮮明に、思い出すことができた。
智がマウスを操作すると、モニターの映像が切り替わった。斜め上から映していたのが、玲二の後ろからのものになった。映像がアップになり、徐々にピントが合うと、股を大きく開いた麗が中心に写り込んだ。首を振りつつ、麗は淫泣(いんきゅう)の涙を流していた。
「ああ、麗。麗……」
聞こえはしないのに、画面の妻にそう呼びかけながら、智は自らのペニスを扱(しご)いていた。既に床の上には精液を処理したティッシュが散乱していたが、朝から何度自慰を繰り返しても、興奮が収まることはなかった。
――麗。どうして、犯される君はそんなに、美しいんだ。
「あぁ、そッ、そう。もっと、もっとよ」
首を振りながら、麗が喘いだ。最初の頃こそ、麗は玲二から与えられる官能の波に耐えるような態度をとっていたものの、何度か逝っているせいか、時間が経過するごとに、尽きざる性の欲望をはっきりと口にするようになっていた。
夫以外の男に悦びの声をあげている麗の姿をまざまざと見せつけられるのは、なによりも辛いことではあるのだが、智にとっては大切なものが穢されていく様は、平素には与えられない、決して得ることのできない興奮を、彼にもたらしていた。
モニターがまた、切り替わった。今度は麗の豊かな双丘がアップになった。
「あぁ……」
玲二が、麗の右の乳首に歯を立てたようだった。歯に挟んだまま、玲二が首を振った。乳首を荒っぽく扱われて、痛いのであろうのに、麗の表情は智の想像を裏切るものとなっていた。
「もっと……もっと、ちょうだい」
麗が苦しげな声ながら、蕩(とろ)けるような表情を浮かべて、そう言った。
麗の表情が、変化した。痛みに耐えているように、眉をしかめさせている。が、そうではないことを、智(さとる)は知っていた。胸の大きな女性は乳首などの性感帯が鈍いようだが、麗はそうではなかった。智の拙い乳首への愛撫でも、彼女は躯を震わせて、声を喘がせているのを鮮明に、思い出すことができた。
智がマウスを操作すると、モニターの映像が切り替わった。斜め上から映していたのが、玲二の後ろからのものになった。映像がアップになり、徐々にピントが合うと、股を大きく開いた麗が中心に写り込んだ。首を振りつつ、麗は淫泣(いんきゅう)の涙を流していた。
「ああ、麗。麗……」
聞こえはしないのに、画面の妻にそう呼びかけながら、智は自らのペニスを扱(しご)いていた。既に床の上には精液を処理したティッシュが散乱していたが、朝から何度自慰を繰り返しても、興奮が収まることはなかった。
――麗。どうして、犯される君はそんなに、美しいんだ。
「あぁ、そッ、そう。もっと、もっとよ」
首を振りながら、麗が喘いだ。最初の頃こそ、麗は玲二から与えられる官能の波に耐えるような態度をとっていたものの、何度か逝っているせいか、時間が経過するごとに、尽きざる性の欲望をはっきりと口にするようになっていた。
夫以外の男に悦びの声をあげている麗の姿をまざまざと見せつけられるのは、なによりも辛いことではあるのだが、智にとっては大切なものが穢されていく様は、平素には与えられない、決して得ることのできない興奮を、彼にもたらしていた。
モニターがまた、切り替わった。今度は麗の豊かな双丘がアップになった。
「あぁ……」
玲二が、麗の右の乳首に歯を立てたようだった。歯に挟んだまま、玲二が首を振った。乳首を荒っぽく扱われて、痛いのであろうのに、麗の表情は智の想像を裏切るものとなっていた。
「もっと……もっと、ちょうだい」
麗が苦しげな声ながら、蕩(とろ)けるような表情を浮かべて、そう言った。