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淫縛~寝盗られ妻は逝き色獄に淫涙を流す(旧タイトル:淫妻)
第13章 チャプター13
 ——と、その時、玄関に響き渡ったチャイムの音に、麗は顔をあげた。快美感に浸りきっていた麗は、現実に戻ってくるのに、しばらくの時間を要した。もう一度、チャイムが鳴り、腰の動きを止めて玄関の扉を振り返った。
 玄関の扉は玲二が言うように、鍵はかけられていなかった。ただ、ドアガードはかけられており、完全には開けられないようにはなっていた。
「こりゃ、驚いたな」
 麗の耳元で、玲二がつぶやいた。
「本当に客が来てしまうとは」
 それから、玲二は膣からペニスを引き抜くと、麗を立たせた。玄関のフローリングから三和土(たたき)へと、腰をつかんで押しやった。
「玲二さん、何を――」
 麗としては、物音をたてずに、来客をやりすごすつもりでいた。が、玲二はそうはさせないようだった。
「客が来たんなら、きちんともてなさないとな」
「な……そんなことをしたら、どうなるかわかっているんですか」
「いいから、やるんだ」
 後背位(バック)の体位で、再び膣にペニスを挿入させながら、玲二が言った。
 麗は意を決すると、「はい?」と扉を少し開けて、呼びかけた。
「ああ、よかった。ご在宅だったんですね。こちらは、坂崎さんのご自宅でよろしかったでしょうか」
 若い男の声が聞こえてきた。
「はい。そ、そうです……が」
 玲二が腰を動かしてきた。麗は振り返り、抽送をやめるように目で訴えかけたが、玲二は無視をするどころか、逆に激しく、ペニスを出し入れしはじめた。
 麗が喘ぎ声をあげないように、堪えていると、その目の前でドアガードががちゃん、と鳴った。
「あ……あの、ごめんなさい。今はその、事情があって、扉を開けることができないんです」
「あ、そうなんですか」
 扉の向こうの男の人が、隙間から覗こうとしたようだった。一瞬、姿が見えたが、向こうから扉を閉じてしまった。
「す、すいません。あの……えーと、簡易書留が届いているのですが、都合が悪ければ再配送致しますが」
「い、いえ。あ……あ、あぁ、あの。隙間からその、差し入れてもらえたら、受け取りますが」
 玲二が腰を突き上げてきた。子宮口をノックされ、麗は意識を扉の向こうへと維持するのが、難しくなってきた。ぬちょぬちょと淫(みだ)らな水音が響き、それを聞かれはしないかと、恥ずかしさでいっぱいになった。
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