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愛することで私たちは罪を犯す
第2章 2. 偽りの世界

それでも、琉泉は信じられなかった。

いや、信じたくなかった。響が、裏社会のドンとやらと繋がっていることなんて。

「君は、随分と八神の肩を持つんだね」

冷ややかな視線が琉泉に刺さる。

「そういうわけでは…」

「いや、八神…というより、八神 響かな」

「!!」

図星だった。

正直、偀とは仲も良好だったし、感謝もしている。

だが、だからといって手放しで偀の味方というわけではない。

一代でここまでYAGAMIホールディングスいう企業を大きくした人間だ。

裏の顔があることは琉泉も知っていたし、(琉泉の前では隠していたようだが)あっても仕方のないことだとは思う。

だから、会長である偀が陣氏との繋がりを持っていたとしても、琉泉はここまで動揺しなかっただろうし、肩を持つこともなかった。

すべて、響が関係していることだから、琉泉はこんなに困惑し、必死になっている。

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