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熱血!風俗嬢
第8章 熱血の8(最終回)、熱血に再点火っ!風俗嬢エリート化計画!?
「うおおお~っ…!」
「わあぁっ…い、いっぱい出てるっ!」
「はあぁぁっ…私はブタですぅっ…!」
「おおぉっ!おぉぉ~っ!」
「やぁんっ…!社長っ…スゴいっ!」
「ぬはああぁっ…!」
「わっ…!スゴい飛んだ!」
「ああぁ~っ…!!!」
「ウソっ…!まさか出ちゃったのっ…?」
「あはぁんっ…あっ…あああっ!」
「あふっ…はぁんっ…ごちそうさま…」
「ひなちゃぁぁんっ…!」
「あぁぁ~っ…!熱いぃっ…!」

それぞれの個室の中で常連客と最後のひとときを楽しんだキャスト達は…
それぞれの思いを込めながら…盛大に“打ち上げ”たのだった…!


“打ち上げ”を終えた一同がひなたの個室の前に集まると、

「みんな、ありがとう…私、もう…コレで…心残りないよぉぉぉっ…うっ…うわあぁぁぁ~んっ…!」

ひなたはそう言うなり号泣した…。
だがマキは眉を潜めると、ひなたの肩を強く掴んだ。

「ちょっとっ?何よ、ひなた…風俗王になるの諦めちゃうのっ…?」

マキにそう厳しく叱責されたひなたは突然、我に返り………

「ふ、風俗王っ…?あっ…?あぁっ…?はあぁっ…?」

ふと気が付くと、ひなたは誰もいない個室の床の上でたったひとり…
上下揃いのミントグリーンの下着にシースルーのキャミソールという接客時のコスチュームで寝転がっていた…。
さらに下着の中に手を入れて淫部をまさぐりながら、ブラジャーをずり上げて乳首をつまんでいた…。

「風俗王…って…あれっ…?なっ…や…今の、夢だったの………?」

ベッドの上にはお姉ちゃんの遺骨とその前にラムネの瓶がひとつだけ置かれ、ひなたの周囲にはラムネの空瓶がゴロゴロといくつも転がっていた…。

「みんな…いない…どっか行っちゃった…何でっ?どうして…はうぅっ…グスンっ…」

『七人の女神たち』が閉店してからもう、何日くらい経っただろうか?
…ひなたはたったひとりで長い夢を見ていたのだ…
たったひとりで…誰もいないこの、個室の中で…。

「ねーねー…どうして途中でやめちゃうのぉ?もっと続けようよぉ…」

ひなたはムクリと起き上がると、個室のドアを開けて通路へ出た。

「ねーねー…もう終わり…?もっともっと盛り上がろうよぉ…」

そう呟きながら通路をフラフラと歩き、

「ねーねー…もっと頑張ろうよぉ…まだまだこれからなのに…」

レジカウンターへと向かった…。
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