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セックスパラダイス 欲望と野望の楽園
第1章 序章 性接待 翼
愛しい男の前で、醜怪な老人に秘部の匂いを嗅がれる・・
その余りの恥辱と悍ましさにを、眼を瞑り懸命に耐える翼。

「おぉぉっ、これじゃょっ、この酸っぱ臭さじゃっ・・普段、儂等が相手を出来る、擦れっ涸らしの芸妓共とは違う、若い素人の娘の花蜜の臭いじゃ・・これは、もぅ、た、堪らんわい・・」

「ふ、深野君っ・・ち、直接・・嗅いでも、良い、の、かっ?」
「無論です、先生のご随意にっ・・」
(えっ?た、崇、さん・・翼、こんな爺ぃに・・?構わないのっ?何とも無いのっ?私は、嫌よっ、崇さん・・淫らなトコ、観られたら、ホントに嫌われちゃぅ・・耐えなきゃぁ)

田中が震える指で、ビキニショーツをズラし捲った・・
媚薬の効き目は確かだった、翼の心を嘲笑う様に、透明な粘蜜が長い糸を引く・・

田中の鼻腔を、モワッと生暖かい生臭さが襲った・・

「先生、申し訳御座いません・・この娘、性欲が激しい様でっ、思ったよりも濃度と粘度が高い汁が出過ぎました」
「いゃいゃ、この生臭さ・・可哀想に大分、溜まっとった様じゃ・・深野君も、もう少し、可愛いがって、頻繁に肉注射を射ってやらにゃぁ、嫌われるゾッ・・」

「はっ、先生の仰る通りで、面目御座いません・・ここは、先生の熟練した技で、この娘を愉しませて下さい。
あ、それと、楽園の件も、よしなにっ・・」

「んっ、分かっとるよ、心配するなっ・・」

「では、私は先に失礼します。後は、中西が手助けを致します」
翼の悲しげな視線を無視し、部屋を後にする深野。

「先生、調理道具です、お好きにお使い下さい」
中西が、鞄から様々な性玩具を取り出した。

三和土で靴を履く深野に、翼の甘く悲しげな嬌声が聞こえた。
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