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セックスパラダイス 欲望と野望の楽園
第11章 鎮根祭
何度か顔を合わせた事のある、田中と清田が約束事の様に、これまでの女釣果を自慢し合っていた。

「失礼します。お呼び賜り光栄です、由里子です」
「初めまして、精一杯に努めます、佳純です」
形通りに正座して、深々と頭を下げ、2人の美少女が襖を開けた。
純白の薄い浴衣の様な衣装が、艶めかしい。

映画デビューを控えた、モデルの由里子・・
まだ19歳だが、愛らしい顔立ちに反して、男好きのする妖艶な雰囲気を放っている。
デビュー作でかなり際どい濡れ場と、拷問シーンを演じるらしく、更にオーディションでは拘束を自ら望んだ、と噂されていた。
スラッとした肢体だが、着痩せするのか? 豊かな隆起とムッチリした太腿に、清田の目が輝いた・・

一方の佳純、既にグラビアやCMで大人気の清楚な18歳。
妹にしたい女の娘1位に輝き、処女では無いかと囁かれている。
確かに、高校卒業時に、留学する彼に身体を開いた佳純だが、唇を許したのでさえ、彼1人きりだった。
しかし外見とは裏腹に、性への興味は人一倍ある佳純だった・・

「田中様、清田様、この娘達は今夜が初の仕事です。不束ですが、何卒お手柔らかに願います」
中西が好みを考え、清田に由里子、田中に佳純を寄り添わせた。

「田中様、清田様、本日は鎮根祭です。日頃酷使されている、逸物を労って下さい」
「深野君、そない殺生なぁ、こんなオナゴ侍らせて、何も出来ひんとはっ・・」
「まぁ、そう仰らずに、滅多に体験出来ないイベントを御用意しておりますので・・」

深野が妖しい笑みを浮かべ、由里子と佳純を見詰めた。
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