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女囚
第3章 処刑
「治夫。」牢屋の中から女性が声をかける。
「母さん。久しぶり。」
声をかけたのは治夫の生みの親だった。
母親は裸にされ牢屋に閉じ込められていた。
「お前もう高校生だって。」
「そうだよ。」
「そろそろご主人様デビューだね。」
「俺はそんなつもりないよ。」
「何言ってるんだい。そんな事ご主人様が許す訳ないじゃないか。」
「おい。いつまで話してるんだ。お前はそこで自慰でもしてろ。」と親父が言う。
「はい。ご主人様。」母親は後ろに一歩下がり正座すると頭を下げた。
牢屋の前を通り過ぎ奥の部屋に足を踏み入れた治夫は我が目を疑った。
そこには台に下着姿で大の字に縛られた同級生広子がいた。
「なんで広子ちゃんがここに。。。」

「彼女はあの台の上に拘束されていた。」と治夫は振り返りジッと見つめる。
由里は治夫が見ている先に目をやる。
そこには小さなテーブルの様な台とその四隅の延長線上にある短い柱の様なものだった。
その四隅の柱の上には滑車がついていた。
そしてその柱の側には伊豆石が置かれている。
ここから見るとその伊豆石は宙に浮いている様に見えた。

「なっなんで彼女がここにいるんだよ。親父。」と詰め寄る治夫。
「借金の形だよ。」あっさり言う。
続けて「今日の昼過ぎに両親に連れられ彼女が来た。」
今年は異常気象で作物が育たず借金を払えないという話だった。
だから待って欲しいというのだ。
だがこれで3年続けての事で親父は待てないと断った。
すると両親はこの子を借金の形にと彼女を差し出したと言うのだ。
この村では親父が女性を拷問しているということは周知の事実だ。
両親の申し出は借金が返せるまでこの子を自由にして貰って構わないという事だった。
そして彼女もそれを承諾しているという事なのだ。
「俺は話したぞ。俺に預けたらこの子は拷問を受けると。」と親父が言う。
「それでも構わないと両親も彼女自身も言うからこうなった訳だ。」と現状を説明した。
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