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第3章 眠る彼の横で自慰、それからセックス

ほっと胸を撫で下ろすと、彼はまたわたしの恥ずかしいところに手をやり、くちゅりと音を立てて触れた。
「んん…」
背中を丸めて快楽を受け止める。
「ほら、見て」
彼はわたしに見えるように指を立て、その指を入り口にあてた。
「あ、だめ、まってだめ」
首をイヤイヤとふる。
そんなことされてしまったら絶対気持ちいい。
そんなの怖い。怖くてたまらない。でも欲しい。
彼はゆっくりと指を挿入した。
「あ、あ、あああ…っ！」
彼の腕にしがみつく。
きた。この感覚だ。強い快楽、ひとりでは味わえない気持ちよさ、この快感が大好きなんだ。
身体と心がいっぺんに満たされていく。
奥まではいっていくかと思われた彼の指は、第2関節あたりでとまった。
そして前後に動き出し、しつこく入り口あたりを責めてくる。
「あ、や、やだ。もっと、おく…っ」
たまらずに彼に懇願する。
しかし彼は「ん？」というばかりで、聞く耳をもってくれない。
もどかしい。もっと奥に、もっと強い刺激がほしい。
わたしが一番好きな一番奥の部分を突いてほしい。